PM特化だったからこそ安心して転職相談ができました【PM Career内定者インタビュー】
最終更新日:
2024年11月29日
ライター:
PM Career編集部
転職事例
今回はPM Careerで見事転職に成功した内定が決まった関口 悟さんにお話を伺いました!
- 転職先:株式会社LegalOn Technologies プロダクトマネージャー
- インタビュアー:佐々木 真
今回の転職活動を振り返って感想はいかがでしたか?
全体的に面白かったです!僕は3年おきぐらいに転職モードに入れて、エージェントに声をかけて、広く自分の市場価値を確かめるということをやっています。
転職活動には理想と現実とのギャップがあるので、何度かやっていないとその辺の楽しみ方が掴めないんですよね。自分のキャリアを市場にぶつけてみてフィードバックを受けて、その後どうするか考える。今回は、PMキャリアでプロダクトマネージャーに振り切って転職活動ができたのが本当に大きく、楽しかったです。
プロダクトマネージャーから離れているというところをネガティブに捉える人もいる、評価しない会社もあるということがわかったのも良かったです。
転職先の決め手は何でしたか?
最も多きかったのはキャリアの多様性を評価していただいたことです。多様性を言語化して評価するのは難しいと思いますし、それをできる会社は少なかった印象です。
例えばプロダクトが山ほどあるレガシーな企業の場合、自社に必要なプロダクトマネージャーが明確に定義できていないように思います。そのため、プロダクトマネージャー像が曖昧で幅がある中で、そこにはまりそうな人を採用してるんだろうなという感じがします。
転職先企業はキャリアの多様性に価値を見出し、それをしっかり言語化されていて、自分を評価してくれたのが大きかったです。
マネージャー経験が長かったのですが、転職先ではPMとしてプロダクトの現場に戻ることを選択したのはなぜですか?
組織のマネジメントの面白さはありますが、それはどこでもやれると思っています。プロダクトマネージャーは社内のステークホルダーをプロダクトチームにしていくという感覚で、プロダクトをマネジメントしているけれど、プロダクトチームをマネジメントしてるのと同じで、これまでやってきたことを出せます。
更に、これがプロダクトマネージャーの価値がぐんぐん上がっている要因であり、だからこそ人がいない。だからここをやりたいと思いました。
何より、やはりプロダクトは面白いです。私はプロダクトマネージャーまで遠回りしたのですが、常に軸としてあるのはキャリアとしてユニーク性を作りたい、差別化を図りたいということです。
私はチームマネジメントや一致育成も含めてやってきたので、そういう位置を伸ばしていき、プロダクトマネージャーの市場でもなるべくユニークなポジションにいたいと思っています。
最近はプロダクトマネージャーでもアナリティクス寄りやウェブ寄りのように、少し細分化されてきていますよね。この細分化が進むと、よりユニーク性が求められると思います。今後プロダクトマネージャーとして、私が今まで経験してきたことの価値もより上がってくるのではないかと期待しています。
PM Careerに相談し転職活動をしてみていかがでしたか?
まず最初にプロダクトマネージャーに特化したサービスは世の中にほとんどなく、本当にぴったりでした。プロダクトマネジメントが好きだったので、プロダクトマネージャーを離れた後も情報収集をしていて、その流れでPM Clubコミュニティに入って勉強していたのが繋がったという感じです。元から知っていたこともあり、安心してお願いできました。
またプロダクトマネージャーはそもそも業務内容がかなりふんわりしがちなので、実務経験のないエージェントに相談してもわかるはずがなく、自分の転職活動を任せるのはなかなか難しいと思っていました。PM特化になっていることは自分にとっては大きかったですね。その点でもPM Careerを使ったのは、絶対に良かったと思っています。
PM Careerで良かったところを教えてください
1つはプロダクトマネージャーに絞って転職活動できたことです。選考を受けた中には正直、PMの評価基準が曖昧だった企業もあって苦労したこともあったのですが、受けながら軌道修正し自分が価値を発揮できるプロダクトマネージャーを求めている企業に絞れました。自分のプロダクトマネージャー像と自分のキャリアとしてのプロダクトマネージャーをそのままぶつけて、そのまま反応が返ってくる、きちんとしたフィードバックが返ってくる。だから分かりやすかったですし、やっていて明確でやりやすかったです。
もう1つは、ネガティブな情報や評価もすべてフィードバックしてくれたことです。何がダメだったのか言ってくれないと、わからないし改善できませんよね。そこが1番良かったですし、ネガティブな評価が返ってきても楽しめました。
PM Careerで改善してほしいところを教えてください
強いて言うなら、スケジューリングが大変でした。自分自身のスケジュールもコントロールしにくいのに、そこに3社4社の日程と合わせながら隙間を探すのは大変だと思います。
また各社それぞれ担当者が別なので、3社4社と掛け合わせてやっているとどうしてもバッティングしてしまうこともあり、その調整も必要でした。スケジュールの作り方はかなり難しい、大変そうだなと思いました。
これから転職活動をする人、新卒でプロダクトマネージャーを目指す人にアドバイスはありますか?
転職は、自分に余裕があるときにやるべきなんじゃないかなという気がしています。転職が切実になっていたり余裕のないときに始めてしまったりすると、ネガティブスタートになりやすく、どこかで妥協のスイッチが入ってしまうと思います。
転職そのものがポジティブで自分にとって前向きなアクションになってくると、流動性が高まる、市場全体も流動性が高まっていく。後は本当にタイミングだけだと思います。
それと、新卒ですぐにプロダクトマネージャーを目指すのはおすすめしません。エンジニアや営業、ディレクターなどの経験をいくつか積んで、ようやくプロダクトマネージャーを目指すステージに立てると感じます。
例えばエンジニアだったら、プロダクト的な意識が強いなら、どこかでエンジニアをやりながら顧客のところに足を向けるなどで、キャリアの幅を広げていった方がいいと思います。
キャリアにプロダクト的思考をプラスすることを意識するといいのではないでしょうか。
終わりに:インタビュアー佐々木の感想
ふつう転職活動はつらい、否定されたという感想を持つ人が多い中で関口さんは上手に楽しみ方を知っている方ですごいなと思いました!ただおっしゃる通り転職活動というものは本リアは「自分がどう見られるかを知るプロセス」とも言えるなと改めて勉強になりました。自分と市場と向き合いキャリアアップを目指すことはきっとどんな人でも楽しめると思いますし、PM Careerでも関口さんのような方を増やしていきたいなと思えました。