
プロダクトマネージャー転職
日本のプロダクトマネージャー年収2025最新統計|年収分布・昇給トレンドを徹底解説
はじめにプロダクトマネージャー(PM)は近年日本でも注目度が高まっている職種ですが、その年収水準や昇給トレンドはどうなっているでしょうか。本記事では2025年時点の日本国内PMの年収分布と昇給トレンドを、業界横断的に網羅しました。主要な転職サイトの求人データ(doda、Green、BizReach、Wantedly、OpenWork等)や職種別統計、公的データ(厚生労働省、経済産業省)および信頼できる調査レポートを参照し、業界ごとの傾向や年収中央値・レンジ、昇給率、キャリアステージ別の動向(ジュニア~シニア)を詳しく解説します。また海外のPM給与との比較(LinkedIn Jobs、Glassdoor、Indeedなど)も交え、日本との違いにも触れます。日本のPM年収:全体分布と中央値日本国内のプロダクトマネージャーの年収は、平均でおよそ700万~800万円前後と高水準です。求人情報集計サイト「求人ボックス」によれば、PM職種の平均年収は約774万円と算出されています。これは日本のビジネスパーソン全体の平均年収426万円(2024年時点)の約1.8倍に相当し、PMが一般職種より高給であることがわかります。加えて、年収の分布を見ると中間層から高額帯にかけて広く存在しています。一般社団法人プロダクトマネージャーカンファレンス実行委員会の「日本で働くプロダクトマネージャー大規模調査2022」によれば、年収600万~899万円のゾーンが全体の約46.4%と最も厚く、1000万円以上の層も20%以上を占めています。この調査では年収レンジの8割が600万~1400万円に分布するとの報告もあり、PMの報酬はかなり幅広いものの、高めのゾーンに集中していることが伺えます。また、最低レンジは300万円台後半から、最高レンジは1200万円台後半以上まで拡がっており、経験や企業規模によって大きな差が出る職種です。表1に日本のPM年収分布の概観をまとめます。区分(日本)年収帯備考/割合全体平均約700万~800万円前後日本全職種平均の約1.8倍ボリュームゾーン600万~899万円全体の約46%を占める1000万円超の高額層1000万円以上20%以上が該当下限~上限レンジ~366万円 / 1284万円~求人情報ベースの推定下限・上限値表1:日本におけるプロダクトマネージャー年収分布の概観(2025年時点)なお、こうした高年収帯の割合が多い背景には、プロダクトマネージャーという職務の重要性と人材不足が挙げられます。多くの企業でPM人材が慢性的に不足しており、そのため転職市場で提示される年収水準は年々上昇傾向にあります。実際、「PMが不足しているため提示年収が年々上がっている」という指摘が複数の調査でされています。企業側が優秀なPMを確保しようと年収水準を引き上げていることが、日本のPM年収分布を押し上げている一因と言えるでしょう。キャリアステージ別の年収動向(ジュニア~シニア)プロダクトマネージャーの給与はキャリアのステージ(経験年数・ポジション)によって大きく変動します。一般に経験が浅いジュニア層から経験豊富なシニア層へと、キャリアが進むにつれて年収レンジも上昇しますdoda.jp。以下にキャリアステージ別の目安となる年収帯を示します。ジュニアPM(新人~経験2~3年程度): 年収500万~800万円程度が目安。実際、PM経験6年未満の多くが年収700万円未満に収まっており、未経験~若手ではこのレンジが中心です。ただし近年、一部ではジュニアでも年収1000万円級の例も現れ始めており、後述する人材市場の変化によりジュニア層の上限も引き上がってきています。ミッドレベルPM(中堅、経験3~7年程度): 年収800万~1200万円程度。経験6年以上になるとほとんどの人が700万円以上を得ており、中堅クラスでは8桁(1000万台)に届く人も増えます。中央値の目安は750~900万円前後とする調査もあります。シニアPM(上級、経験7~10年以上~): 年収1200万~2000万円に達するケースもあります。経験10年以上では年収1000万円超が多数派となり、大企業のプロダクト責任者クラスやVP、CPO級になれば1500万~2000万円近くに達することも珍しくありません。外資系や事業規模の大きい企業ほど上限は高くなり、ヘッドハント市場では2000万円超の提示も現実的です。以上を表にまとめると、以下のようになります。キャリアレベル日本の年収レンジ (目安)備考・詳細ジュニアPM500万~800万円未経験~経験2,3年程度。~700万円が中央値目安ミッドレベルPM800万~1200万円経験3~7年程度。750~900万円が中央値帯シニアPM1200万~2000万円経験7年以上。1000万超が多数派、VP/CPO級で~2000万表2:キャリアステージ別のプロダクトマネージャー年収(日本国内の目安)このようにキャリアアップに伴い高収入が期待できる一方、責任の範囲も広がります。企業によってポジション名や待遇は様々ですが、6年以上の実務経験で多くが年収700万円を超え、10年超で1000万円超が当たり前になる傾向は、各種調査を通じて一貫しています。そのためPMとしてキャリアを積むことは年収面でも大きなリターンがあると言えるでしょう。ただし、若手でも突出したスキルや経験があれば破格の待遇を得る例も出ています。例えば戦略コンサル出身でビジネス視点を持つ人材が、PM未経験ながら年収1000万円で採用されたケースも報告されています。これは企業側が「即戦力のシニアPMが採用困難なら、素質あるジュニアに高年収を提示してでも確保し育成する」という動きに出ているためです。このような傾向は後述の昇給トレンドとも関連します。業界別の年収傾向プロダクトマネージャーの年収は業界によって大きく異なります。扱うプロダクトの種類やビジネスモデル、収益構造によって、PMの市場価値や給与水準に差が出るためです。以下に主要な業界・分野ごとの傾向と典型的な年収レンジを整理します。IT・ソフトウェア業界(Web/SaaS系): 一般的に最も年収水準が高い分野です。スタートアップ企業でも600万~1200万円程度のレンジが見込め、急成長中のプロダクトでは更に上振れすることもあります。また、GoogleやAmazonなど大手テック企業では1200万~2500万円と桁違いのレンジになり得ます。これは継続課金モデルや高粗利のプロダクトを扱うため上限が上がりやすい傾向によるものです。金融・フィンテック業界: こちらも高めで、銀行系のPMで800万~1500万円、FinTech企業では1000万~2000万円程度が見込まれます。金融は事業規模が大きく利益率も高いため、高給になりやすい業界です。とりわけ外資系金融や大手決済サービスでは1500万超も十分可能です。エンタメ・ゲーム業界(スマホアプリなど): エンターテインメント系アプリ(漫画、ゲーム等)のPMも比較的高収入を期待できる分野です。大ヒットアプリを持つ企業では年収1000万円級のPMも珍しくありません。ただし、個々のプロダクト成功に左右される面もあり、業界平均としてのデータはIT SaaSと同程度かやや低いくらいと推測されます(具体統計は少ないものの、「ユーザー数が多くヒットすれば企業収益に貢献できるため高額年収になり得る」と解説されています)。メーカー・非IT製造業界: 伝統的製造業や消費財メーカーでは、PMに相当する職種(商品企画・プロダクトプランナー等)の年収はIT業界より低めです。例えばアパレル業界のプロダクトマネージャー平均は約400万円と報告されており、デジタル領域に比べると見劣りします。近年はDX推進で製造業でもITプロダクトPMが台頭していますが、ファストファッションなど競争が厳しい領域では給与水準も抑え目の傾向です。ただし大手企業(例:ユニクロなど)では例外的に平均を大きく上回るケースもあり、同じ業界でも企業規模や業態で差があります。コンサルティング・BtoBソリューション: コンサル企業やBtoB向けプロダクトのPMも高給の部類です。経済産業省の調査ではITコンサル系PMの平均が約891.5万円とのデータもあり、戦略コンサル背景のPMはさらに高いオファーを得る例があります。もっとも、コンサル出身者がPMとなるケースでは戦略策定力を評価されて高年収になる傾向が指摘されています。以上の傾向を簡潔にまとめたのが下表です。業界・分野想定年収レンジ(日本)備考・例示IT・SaaS(スタートアップ)600万~1,200万円高粗利・継続課金モデルで上限高めIT・テック(大手外資/メガベンチャー)1,200万~2,500万円GAFA等の例。外資FinTechでは1600万超も金融(銀行系)800万~1,500万円伝統金融機関のDX推進PM等フィンテック企業1,000万~2,000万円決済・暗号資産・ネオバンク等エンタメ・ゲーム(アプリ)~800万~1,200万円程度 (推定)ヒット時は高額も、業績に左右される製造・消費財(例:アパレル)約400万円(平均)業界全体では低め。大手は例外的高水準表3:主要業界におけるプロダクトマネージャー年収の目安(日本国内)ご覧のように、デジタル系(IT・金融)のPMは概ね年収レンジが高く、非デジタル系は低い傾向が見て取れます。特にSaaSやFinTechなど成長産業では高収入のチャンスが広がっている一方、伝統的メーカーではPM職自体がまだ確立途上であり報酬水準も控えめです。ただ、業界内でも企業の財務力や事業フェーズで差異があり、スタートアップ vs 大企業、国内企業 vs 外資企業といった軸でも年収は変動します。例えば外資系企業のPMは日系より2割以上高いともいわれ、同じ経験でも所属する企業によって大きな違いが出ます。昇給トレンドと近年の変化2020年代に入り、プロダクトマネージャーの給与水準は毎年上昇傾向が続いています。需給ギャップによる人材獲得競争と、企業側のPM職に対する理解向上が相まって、PMの年収はここ数年顕著に伸びています。クライス&カンパニー(人材紹介)の分析では、2023年時点でPMの提示年収額は前年度から全体的に上がっており、彼らが支援した転職例では最高提示額が一昨年1800万円→昨年2000万円、次点も1500万円→1900万円と大幅増となったことが報告されています。平均提示額も上昇しており、「ぜひ採用したい優秀な人材」には以前にも増して高いオファーを出す企業が増えているとのことです。企業が「PMのもたらす経営インパクト」を重視し始め、報酬を投資と捉えて上乗せするケースが増えたのです。さらにジュニア層含め全体的に年収レンジが底上げされています。数年前にはジュニアで1000万円はまず無かったのが、直近1年間で未経験に近いジュニアに1000万円提示の例が2名も出たといいます。これには企業側の人材戦略の変化が背景にあります。先述のようにシニア層は希少で採用難のため「ポテンシャルある若手に高年収を提示してでも迎え入れる」動きがみられるのです。特に戦略コンサル出身などビジネスセンスのある若手には、以前なら考えられない厚遇が提示されるケースも出ています。政府主導の賃上げ圧力やインフレもあり、日本企業全体でも2024年は平均5%以上の昇給(春闘ベース)が実現するなど給与上昇機運があります。その中でもIT・DX人材は特に人手不足が深刻で、Morgan McKinleyの調査では企業の55%が「2024年、採用が難しい職種では提示給与を増額する予定」と回答しています。また働き手側でも46%が「2024年に給与が上がる」と見込むなど、PMを含む専門職の賃上げ期待は高まっています。以上を踏まえると、日本のPMの昇給トレンドは「緩やかな物価上昇+人材市場の需給逼迫」による継続的な上昇局面と言えます。特にここ5年程度でPM求人は急増し、CxOクラス求人も過去最多になるなど、キャリアアップ転職時に大幅年収アップを狙いやすい状況です。実務経験を積みスキルを磨いたPMであれば、転職によって年収を数百万単位で上乗せするケースも珍しくありません。実際、メガベンチャーでは40代前半でも「若手枠」扱いで好待遇に迎えられるなど、シニアPM不足から年齢や前職給与に関わらず高オファーを得る例が増えています。一方で、急激な年収上昇に伴うミスマッチも指摘されています。候補者側が「提示された高年収に見合う成果を出せるか」不安を感じるケースが増えており、PM本人が報酬に見合うバリュー提供を強く意識する傾向があります。給与水準の高騰が期待値を押し上げすぎてしまい、入社後プレッシャーになるという声もあるようです。このため、転職希望者にとっては年収アップと自身の力量・役割のバランスを冷静に見極めることが重要でしょう。海外のPM給与との比較:日本との違い次に、海外におけるプロダクトマネージャーの給与水準を見てみましょう。一般にアメリカのPMは日本より格段に高収入で、欧州も日本よりやや高めの水準です。グローバルな求人情報サイトのデータによる比較を以下にまとめます。地域・都市プロダクトマネージャー平均年収(※)一般的なレンジ(年収)東京(日本)約950万円700万円 ~ 1,200万円程度米国:シリコンバレー約$156,000(約2,200万円)$124k ~ $200k(約1,750万~2,800万円)米国:ニューヨーク約$151,000(約2,200万円)$119k ~ $195k(約1,680万~2,750万円)英国:ロンドン約£70,000(約1,280万円)£54k ~ £93k(約990万~1,700万円)※為替レートは2023年時点の概算(1ドル=140円, 1ポンド=180円程度)で換算表4:主要地域におけるプロダクトマネージャー年収比較(Glassdoorデータ等に基づく)上表から明らかなように、アメリカのPM年収は日本の2~3倍程度に達しています。特にシリコンバレーでは平均で約22万ドル(約2200万円)もの高水準で、レンジも下は12万ドル台~上は20万ドル超と全般的に高額です。ニューヨークもシリコンバレーとほぼ同等のレンジで、平均約15万ドル(約2200万円)となっています。米国の場合、物価水準が高いことやPM職が経営に直結する重要ポジションと認識されていることが、この高い給与水準の背景にあります。また職位体系が細かく分かれ(アソシエイトPM、シニアPM、Director, VP…)、階層ごとに大きな差が出るため、上位ポジションではさらに高額になります。例えばFAANG企業のプロダクト管理職では総報酬が30万ドル(約4千万超)に達する例もあります。イギリス(ロンドン)を見ると平均約7万ポンド(約1280万円)で、レンジは£54k~£93kほどです。日本より高いが米国ほどではないという水準で、物価や市場規模を考慮すると妥当と言えます。欧州大陸のPM給与もおおむねロンドンと同程度か多少上下するくらいで、日本よりやや高めの印象です。一方、日本(東京)の平均約950万円という数字は、海外勢と比較すると見劣りしますが、日本国内では高給の部類です。日本企業では職種というより社内の職位や勤続年数に紐づいて給与が払われる傾向が根強く、たとえPM職でも年次に応じた報酬体系になる企業が多いです。そのため、若手PMが飛び抜けて高給を得るケースは米国より少ないと言えます(ただし近年、この点も改善傾向で、前述のようにジュニアにも実力次第で高オファーが出始めています)。海外比較から得られる示唆として「給与だけ考えればシリコンバレーに転職するのが最強」という声もあります。しかし、米国は生活コストも非常に高く、ビザの問題などもあるため、手取りやリスクを考慮すると一概に高給=旨味とは言えない面もあります。とはいえ、海外でPM経験を積むことは履歴書の価値も上がり、より大きな権限のもとでスキルを伸ばせるため、キャリアアップとして挑戦する意義は大きいとされています。実際、米国でPMとして活躍した帰国者が日本企業で高待遇を勝ち取る例も増えています。まとめると、日本のPM給与は国内水準では高いもののグローバルでは見劣りし、特に米国との差が大きい状況です。日本でも外資系企業やグローバルプロダクトを扱う企業では平均以上の給与を提示するケースが多く、LinkedInやGlassdoorで海外人材と競るポジションほど年収が国際相場に近づく傾向があります(例えばMorgan McKinleyのガイドでは東京のFinTech系PMの平均基本年収を1600万~2000万円としており、これは日系平均を大きく上回ります)。優秀なPM人材の獲得競争は国境を越えているため、今後日本のPM給与もグローバル相場へのキャッチアップが進む可能性があります。おわりに:高まる市場価値とキャリア戦略のポイントプロダクトマネージャーは日本において年収水準が高く、今後も需要増に伴ってさらなる昇給が期待できる職種です。業界横断で見ても、IT・デジタル領域を中心にPMの価値は年々高まり、企業が積極的に高待遇を提示する状況が続いています。人材不足が続く限り、このトレンドは2025年以降もしばらく続くと考えられます。しかし、単に高年収を追い求めるだけでなく、自身のスキル向上と提供価値の最大化を図ることが重要です。年収アップの手段としては以下のような示唆が得られます。成長産業・収益性の高いプロダクトを狙う: 高年収を得たいなら、需要が伸び高粗利の市場で勝負するのが近道です。具体的にはSaaS、FinTech、ヘルスケアITなどが該当し、これらの分野ではプロダクト単価や継続収益が大きく、PMのレンジも伸びやすいとされています。自社の業界が伸び悩んでいる場合、将来性ある領域へのキャリアチェンジも選択肢でしょう。スキルセットの強化: 高収入のPMになるには、単なる肩書き以上に実務で発揮できるスキルと実績がものを言います。評価されやすいスキルとして、データ分析(SQL等)やUXリサーチ、プロダクト戦略立案能力などが挙げられています。特にプロダクト戦略を描き事業側の意思決定に踏み込めるPMほど高年収が出やすい傾向があり、ビジネス視点と技術・UXの両面に通じたスキルアップが重要です。転職によるステップアップ: 現在の企業で昇給が見込みにくい場合、転職は有効な年収アップ手段です。日系企業から外資系へ、スタートアップから大企業へ、といった環境変化は交渉次第で大幅な年収増につながりやすいとされています。求人サイトを見ると、Wantedlyなどスタートアップ中心のサイトでは年収600~800万円台の募集も多い一方、BizReachのようなハイクラス転職サイトには900万~1200万円以上のPM求人が数多く掲載されています。自分の市場価値を客観視し、より高いレンジのポジションに挑戦することがキャリア加速につながるでしょう。交渉と実績アピール: 高年収を勝ち取るには適切な交渉術も欠かせません。自らの成果を定量・定性両面で整理し、「先行指標の改善から事業利益創出に至る因果」を語れるように準備すると、給与交渉で有利になります。特に自分の実績を再現可能なプロセスとして説明できると、企業側も安心して高い報酬を提示しやすくなるでしょう。最後に、給与だけでなくやりがいとのバランスも大切です。高収入は魅力ですが、プロダクトマネージャーの本質は顧客価値と事業価値を最大化することにあります。自分が情熱を持てるプロダクトや共感できるミッションを選ぶことも、長期的なキャリア満足度には欠かせません。給与・待遇と仕事のやりがいの両面を考慮しつつ、自身の市場価値を高めていくことで、プロダクトマネージャーとしてのキャリアを実りあるものにできるでしょう。以上、2025年時点における日本のプロダクトマネージャーの年収分布と昇給トレンドを俯瞰しました。高まる需要とともに待遇も向上していますが、それに見合うスキルと成果が求められる点も忘れてはなりません。ぜひ本記事のデータや傾向を参考に、今後のキャリア戦略に役立てていただければ幸いです。