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【20代後半・30代前半向け】プロダクトマネージャーに転職したい人が、今すぐ確認すべき「プロジェクトマネージャー適性チェックリスト」

最終更新日:

2024年8月22日

ライター:

PM Career編集部

転職・キャリア情報

【20代後半・30代前半向け】プロダクトマネージャーに転職したい人が、今すぐ確認すべき「プロジェクトマネージャー適性チェックリスト」のサムネイル

「プロダクトマネージャーって響き、かっこいいけど、実際どんな仕事をしているの?」

「プロダクトマネージャーに興味があるけど、自分に向いているかわからない」

IT業界でキャリアアップを目指しているあなたなら、「プロダクトマネージャー」という職種に興味を持ったことがあるのではないでしょうか?

プロダクトマネージャーは市場調査から開発、リリース、マーケティングまで、プロダクト全体に関わる仕事です。そのため、幅広い知識やスキルが求められますが、その分、やりがいも大きく、市場価値の高い職種といえます。

しかし、プロダクトマネージャーと混同しやすい「プロジェクトマネージャー」という職種もあり、違いが分かりづらいと感じる方もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーの違いを分かりやすく解説した上で、あなたがプロジェクトマネージャーに向いているかどうかを自己分析できる「適性チェックリスト」をご用意しました。

ぜひ最後まで読んで、プロダクトマネージャーへの転職を成功させるための第一歩を踏み出しましょう!

プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーって何が違うの?

まずは、プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーの違いを理解することから始めましょう。似ているように聞こえる両者ですが、実際には異なる役割を担っています。

プロダクトマネージャーの役割とは?

プロダクトマネージャーは、「プロダクトの成功」に責任を持ち、プロダクトのライフサイクル全体を管理する役割を担います。具体的には、以下の様な業務を行います。

  • 市場調査、顧客分析、競合分析などを実施し、プロダクトのビジョンや戦略を策定する

  • 開発チームと連携し、プロダクト開発を推進する

  • リリース後は、マーケティングチームと協力してプロダクトの販売促進を行い、プロダクトの成長を牽引する

つまり、プロダクトマネージャーは、プロダクトの企画から開発、販売、そして成長まで、あらゆるフェーズにおいて中心的な役割を担う存在といえるでしょう。

プロジェクトマネージャーの役割とは?

プロジェクトマネージャーは、「プロジェクトの成功」に責任を持ち、プロジェクトの開始から完了までを管理する役割を担います。具体的には、以下の業務を行います。

  • プロジェクトの計画策定
  • 進捗管理
  • 品質管理
  • リスク管理

これらの業務を通して、プロジェクトを成功に導くことがプロジェクトマネージャーの使命です。プロダクトマネージャーが製品全体の成功を担う役割であるのに対し、プロジェクトマネージャーは、あくまでプロジェクトの成功に焦点を当てた役割といえます。

それぞれの仕事内容を比較!

より分かりやすくするために、プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーの仕事内容を比較してみましょう。

項目

プロダクトマネージャー

プロジェクトマネージャー

責任範囲

プロダクトのライフサイクル全体

プロジェクトの開始から完了まで

主な仕事内容

市場調査、顧客分析、プロダクト戦略策定、開発チームとの連携、マーケティングチームとの連携

プロジェクト計画策定、進捗管理、品質管理、リスク管理、関係者とのコミュニケーション

必要なスキル

ビジネススキル、マーケティングスキル、コミュニケーション能力、リーダーシップ、分析力、ITリテラシー

プロジェクトマネジメントスキル、コミュニケーション能力、問題解決能力、リスク管理能力、スケジュール管理能力

このように、プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーでは、責任範囲や仕事内容、求められるスキルが異なります。〜 転職・キャリア面談を受付中 〜

 

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【自己分析】プロジェクトマネージャーに向いている人の特徴とは?

プロダクトマネージャーを目指す上で、プロジェクトマネージャーの経験は非常に役立ちます。プロダクトマネージャーとして活躍するためには、プロジェクトマネジメント能力は必須といえるでしょう。

まずは、あなたがプロジェクトマネージャーに向いているかどうか、チェックしてみましょう。プロジェクトマネージャーに向いている人は、以下のような特徴を持っているといわれています。

  • コミュニケーション能力が高い
  • 問題解決能力が高い
  • 責任感が強い
  • リーダーシップを発揮できる
  • 計画性がある
  • ストレス耐性がある

これらの特徴に多く当てはまる人ほど、プロジェクトマネージャーとして成功する可能性が高いといえるでしょう。もちろん、これらの特徴は後天的に身につけることも可能です。自分に足りないと思う部分があれば、意識して改善していくように心がけましょう。

【適性チェックリスト】あなたはいくつ当てはまる? プロジェクトマネージャー適性チェック!

それでは、より具体的に、あなたがプロジェクトマネージャーに向いているかどうかを診断してみましょう。以下のチェックリストで、自分に当てはまる項目にチェックを入れてみてください。

能力

チェック項目

コミュニケーション能力

  • 初対面の人とも、円滑にコミュニケーションを取れる
  • 相手の立場や状況を理解し、適切なコミュニケーションを取れる
  • 自分の意見を相手に分かりやすく伝えられる
  • 相手の意見を丁寧に聞き、理解しようと努める
  • 議論をまとめ、合意形成を図るのが得意だ

問題解決能力

  • 問題が発生した場合、冷静に状況を分析できる
  • 様々な角度から問題点を洗い出し、解決策を検討できる
  • 周りの意見を参考にしながら、最適な解決策を導き出せる
  • 問題解決に向けて、積極的に行動を起こせる
  • 失敗から学び、次に活かせる

リーダーシップ

  • 人を巻き込み、チームをまとめるのが得意だ
  • 目標達成に向けて、チームを鼓舞できる
  • メンバーの個性や能力を理解し、適切な役割分担ができる
  • メンバーのモチベーションを高め、能力を最大限に引き出せる
  • 周囲から信頼され、頼られる存在だ

スケジュール管理能力

  • 計画を立てて、物事を進めるのが得意だ
  • 複数のタスクを同時進行できる
  • 優先順位をつけて、効率的に業務を進められる
  • 時間内に、成果物をきちんと出せる
  • 予期せぬトラブルが発生した場合でも、柔軟に対応できる

リスク管理能力

  • 事前にリスクを予測し、対策を立てられる
  • 問題が発生した場合の影響範囲を想定できる
  • リスク発生時の対応策を事前に準備しておける
  • リスク発生時にも冷静に状況を判断し、適切な対応を取れる
  • 周囲にリスクを共有し、協力体制を築ける

チェックした項目が多いほど、プロジェクトマネージャーとしての適性が高いといえるでしょう。 しかし、チェックが少なかったとしても、がっかりする必要はありません。 これらのスキルは、経験や学習を通して身につけられます。

【さらに上へ】プロジェクトマネージャーの経験を活かしてプロダクトマネージャーを目指そう!

プロジェクトマネージャーとしての経験は、プロダクトマネージャーを目指す上で大きな強みになります。 プロジェクトマネジメント能力は、プロダクトマネージャーにとっても必須のスキルです。

プロジェクトマネージャーとして培ってきた経験は、プロダクトマネージャーとして活躍するための基盤となるでしょう。

プロダクトマネージャーに必要なスキルとは?

プロダクトマネージャーには、プロジェクトマネジメント能力に加えて、以下のスキルや知識が求められます。

  • ビジネススキル
    市場分析、競合分析、収益管理など、ビジネスに関する幅広い知識が必要です。プロダクトのビジョンや戦略を策定し、ビジネスを成功に導くためのスキルが求められます。

  • マーケティングスキル
    ターゲットユーザーのニーズを理解し、プロダクトの価値を顧客に伝えるためのマーケティングスキルが必要です。プロダクトの認知度向上、販売促進のための戦略立案や実行が求められます。

  • ITリテラシー
    Webサービスやアプリなど、ITに関する基礎知識が必要です。開発チームと円滑にコミュニケーションを取るためには、技術的な理解も必要不可欠です。

プロジェクトマネージャー経験を活かすには?

プロジェクトマネージャー経験を活かしてプロダクトマネージャーを目指すには、以下のような方法が考えられます。

  • 現在の業務で、プロダクト開発に携わるプロジェクトを担当する
    プロジェクトマネージャーとして、プロダクト開発に深く関わることで、プロダクトマネジメントの知識や経験を積めます。

  • 社内異動制度を利用して、プロダクトマネジメント部門へ異動する
    多くのIT企業では、社内異動制度を設けています。プロダクトマネジメント部門への異動を希望すれば、プロダクトマネージャーとしてキャリアを積むチャンスを得られます。

  • 転職活動を通して、プロダクトマネージャーのポジションにチャレンジする
    プロジェクトマネージャーとしての経験は、転職活動においても高く評価されます。積極的にプロダクトマネージャーのポジションに応募してみましょう。

プロジェクトマネージャーからプロダクトマネージャーへ:具体的なステップアップ方法

プロダクトマネージャーへのキャリアアップを目指すなら、ぜひ以下のステップを実践してみてください。

1.ビジネス・マーケティング・ITリテラシーを学ぶ

書籍やオンライン学習サイトなどを活用して、積極的に学習しましょう。

  • ビジネスの基礎知識
    経営戦略、財務分析、市場調査などを学ぶことで、プロダクト開発における意思決定に役立ちます。

  • マーケティングの知識
    顧客ターゲティング、プロダクトポジショニング、マーケティング戦略などを学ぶことで、ユーザーニーズを理解し、魅力的なプロダクトを生み出すことが可能になります。

  • ITリテラシー
    ソフトウェア開発プロセス、データベース、クラウドサービスなどの基礎知識を学ぶことで、開発チームとのコミュニケーションを円滑に進められます。

2.プロダクト開発に携わる

現在の業務でプロダクト開発に携わることが難しい場合は、個人でアプリ開発などを行ってみるのも良いでしょう。開発経験を通して、プロダクト開発の工程、課題、成功要因などを理解できます。

また、GitHubやQiitaなどのプラットフォームを活用して、開発成果を公開しましょう。自身のスキルをアピールできます。

3.プロダクトマネージャーのコミュニティに参加する

イベントやコミュニティに参加して、プロダクトマネージャーと交流し、情報収集を行いましょう。

業界の最新動向や成功事例を学べるだけではなく、プロダクトマネージャーの仕事内容やスキル、キャリアパスについて、貴重な情報を得られます。また、同じ目標を持つ仲間とつながることで、モチベーションを高められます。

4.転職エージェントに相談する

PM Careerのような、プロダクトマネージャーへの転職に特化したエージェントに相談することで、より具体的なアドバイスや求人情報を得られます。

転職活動のノウハウや面接対策、市場価値の評価などを教えてもらえたり、プロダクトマネージャーとして活躍できる企業を紹介してもらえたりします。

プロジェクトマネージャー・プロダクトマネージャーへの転職に関するよくある質問

最後に、プロジェクトマネージャー・プロダクトマネージャーへの転職に関するよくある質問に答えます。

Q. プロジェクトマネージャーの経験がないと、プロダクトマネージャーになるのは難しいですか?

必ずしもそうではありません。未経験からプロダクトマネージャーになる方もいます。ただし、プロジェクトマネジメント経験は大きな強みになるため、積極的に経験を積むことをおすすめします。

未経験の場合は、プロダクト開発への強い興味や熱意、学習意欲をアピールすることが重要です。

Q. プロダクトマネージャーに向いているかどうか、不安です。

本記事で紹介した適性チェックリストや、プロダクトマネージャーの仕事内容を参考に、自己分析をしてみてください。転職エージェントに相談して、キャリアカウンセリングを受けるのも有効な手段です。

まとめ|自分に合ったキャリアプランでIT業界での転職を成功させよう!

IT業界でキャリアアップを目指していくなら、プロジェクトマネジメントスキルは非常に重要です。ぜひ、本記事を参考に、プロジェクトマネージャーへの転職、またはプロジェクトマネージャー経験を活かしたプロダクトマネージャーへのキャリアアップを検討してみてください。

転職相談をしたい方はPM Careerのキャリア面談をどうぞ!

お困りのことがあれば、PM Careerのキャリア面談をご利用ください!プロダクト開発人材がどのように市場価値を高められるかアドバイスを差し上げます。

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