Backlog AIとは丨生成AI 用語集
最終更新日:
2025年7月30日
ライター:
PM Career編集部
プロダクト開発

この記事の監修者
佐々木真
PM Career事業責任者(Xアカウント @shin_sasaki19)
株式会社リクルートにて「スタディサプリ」の初期メンバーとして事業開発・プロダクトマネージャー業を担当し全国展開を達成後、SmartHRのグループ会社としてToB向けSaaS「SmartMeeting」を立ち上げ2021年3月に退任。その後PMオンラインスクール「PM School」、プロダクト開発人材の転職サイト「PM Career」の事業を運営中。プロダクト開発の知見・人材の流動性を高め、日本のプロダクト作りをぶち上げるべく尽力中。個人としてもX(Twitter)アカウントのフォロワーは3万人超え、YouTubeやPodcastでもプロダクト開発のコンテンツを発信する日本で最も有名なプロダクト開発者の1人。
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Backlog AIとは?
Backlog AI(バックログ・エーアイ)は、プロジェクト管理ツール「Backlog」に搭載された生成AI機能の総称です。タスク管理や課題対応の負担を軽減するため、AIが要約・提案・検索支援などの業務支援を行い、チームの生産性を高めることを目的としています。
Backlog AIの特徴
Backlog AIは、以下のような生成AIを活用した支援機能を提供しています。
- チケット内容の要約
長文の課題説明やコメントを、重要ポイントだけを抜き出して要約。他メンバーへの共有や振り返りが効率的に行えます。 - 課題分類と提案
AIが内容を解析し、カテゴリや優先度の自動提案を行います。これにより、タスクの見落としや重複を防止できます。 - 自然言語でのチケット検索
「来週締切の未対応バグを教えて」など、曖昧な指示でも関連する課題を自動抽出できます。 - 議事録や議論の自動整理(予定)
将来的には、やりとりやコメントログから自動で議事録を生成する機能も予定されています。
活用シーン
- タスクレビューの効率化:1つひとつチケットを読む手間を削減し、重要な要点をすぐに把握可能
- プロジェクトマネージャーの判断支援:優先度や進捗状況をAIが整理することで、意思決定がスムーズに
- チーム全体の情報共有の質向上:過去の課題やコメントの内容をAIが要約・分類することで、認識のズレを減少させる
他のAI連携型プロダクトとの比較
ツール名 | 特徴 |
---|---|
Backlog AI | 国産プロジェクト管理ツールに搭載。チケット要約や提案が中心 |
Asana AI | タスク要約やアクション提案、プロジェクトブリーフ生成などに対応 |
ClickUp AI | 多機能なドキュメント作成・プロジェクト連携に強み |
Backlog AIは、シンプルで実用的なAI支援を、日常業務にそのまま取り入れたいユーザーに適しています。