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プロダクトマネージャー転職
SIerのプロジェクトマネージャーから脱出?IT業界のプロダクトマネージャーへのキャリアチェンジを成功させる方法
この記事の監修者佐々木真PM Career事業責任者(Xアカウント @shin_sasaki19)株式会社リクルートにて「スタディサプリ」の初期メンバーとして事業開発・プロダクトマネージャー業を担当し全国展開を達成後、SmartHRのグループ会社としてToB向けSaaS「SmartMeeting」を立ち上げ2021年3月に退任。その後PMオンラインスクール「PM School」、プロダクト開発人材の転職サイト「PM Career」の事業を運営中。プロダクト開発の知見・人材の流動性を高め、日本のプロダクト作りをぶち上げるべく尽力中。個人としてもX(Twitter)アカウントのフォロワーは3万人超え、YouTubeやPodcastでもプロダクト開発のコンテンツを発信する日本で最も有名なプロダクト開発者の1人。今すぐ転職をしたい人も、中長期的にしたい方も、PM Careerに無料会員登録をしておくことでキャリアに役立つ情報を定期的にキャッチアップすることが重要です。まだ登録されてない方はこちらからどうぞ。3分で完了します。PM Careerに無料会員登録する転職についての情報はこちらをご覧ください! プロダクトマネージャー転職完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】プロジェクトマネージャー 転職・完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】はじめに「SIerのプロジェクトマネージャーとして働き続けていて、このままで良いのだろうか?」「IT業界のプロダクトマネージャーに魅力を感じているけど、未経験から挑戦できるか不安だ。」そんな悩みを抱えているあなたへ。この記事では、SIerのプロジェクトマネージャー経験を活かして、IT業界のプロダクトマネージャーへキャリアチェンジする方法を具体的に解説します。ぜひ最後まで読んで、転職成功のヒントをつかんでください。SIerのプロジェクトマネージャーとIT業界のプロダクトマネージャーの違いとは?「プロダクトマネージャー」という職種は、近年注目度が高まっていますが、具体的にどのような仕事をしているのか、イメージしづらい方もいるのではないでしょうか。まずは、SIerのプロジェクトマネージャーとIT業界のプロダクトマネージャーの違いを明確にしましょう。業務内容の違いSIerのプロジェクトマネージャーは、クライアントから受注したシステム開発プロジェクトを、納期・予算・品質の観点から管理するのが主な役割です。一方、IT業界のプロダクトマネージャーは、自社で開発・提供するプロダクト(サービス)を成長させることがミッションとなります。項目SIerのプロジェクトマネージャーIT業界のプロダクトマネージャー主な顧客外部のクライアント企業サービスのユーザー業務の目的クライアントの要求通りのシステムを納期内に開発することユーザーニーズを満たし、市場で競争力のあるプロダクトに成長させること具体的な業務内容顧客との要件定義プロジェクト計画の作成開発チームの進捗管理品質管理納品までの調整市場調査、ユーザー分析プロダクトの戦略・ロードマップ策定開発チームとの連携プロダクトの改善・新機能追加マーケティングチームと連携したプロモーション活動必要なスキルセットの違いSIerのプロジェクトマネージャーとIT業界のプロダクトマネージャーでは、求められるスキルセットも異なります。SIerでは、プロジェクト管理能力や顧客折衝能力が重視されます。一方、IT業界のプロダクトマネージャーには、市場やユーザーニーズを分析する能力、データに基づいた意思決定能力、プロダクトのビジョンを明確に示すリーダーシップなどが求められます。 SIerのプロジェクトマネージャーIT業界のプロダクトマネージャー必須スキルプロジェクト管理能力顧客折衝能力コミュニケーション能力リスク管理能力問題解決能力チームワーク市場やユーザーニーズ分析能力データ分析能力意思決定能力プロダクトビジョン策定能力リーダーシッププロダクト開発知識技術理解力マーケティング知識顧客理解力イノベーション推進力歓迎スキルIT知識英語力プレゼンテーション能力交渉力デザイン思考アジャイル開発経験ビジネスモデル構築能力戦略立案能力関係者調整能力キャリアパス・将来性の違いSIerのプロジェクトマネージャーのキャリアパスとしては、大規模なプロジェクトを統括する立場や、プロジェクトマネジメントの専門家としてコンサルティングを行うといった道が考えられます。一方、IT業界のプロダクトマネージャーは、経験を積むことで、プロダクト責任者や事業責任者など、経営に近いポジションにキャリアアップしていくことも可能です。近年、IT業界の成長に伴い、プロダクトマネージャーの需要はますます高まっており、将来性という点でも魅力的な選択肢といえるでしょう。 SIerのプロジェクトマネージャーIT業界のプロダクトマネージャーキャリアパス大規模プロジェクト統括プロジェクトマネジメント専門家コンサルタントマネジメント職(部長、役員など)独立・起業プロダクト責任者事業責任者経営企画マーケティングセールスエンジニアリングマネージャープロダクトオーナー独立・起業将来性業界経験を活かした専門性の深化大規模プロジェクトマネジメントスキル習得顧客との良好な関係構築安定的な収入市場ニーズを捉えたプロダクト開発顧客中心の思考データ分析力経営に近いポジションへの挑戦高い成長可能性SIer経験を活かしてプロダクトマネージャーに転職するメリット「IT業界のプロダクトマネージャーは魅力的だけど、SIerで培ってきた経験やスキルが活かせるのか不安」そんなことはありません!SIerのプロジェクトマネージャーの経験は、IT業界のプロダクトマネージャーの仕事にも活かせる点が数多くあります。顧客折衝経験SIerのプロジェクトマネージャーは、日々クライアントとコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めています。この経験は、IT業界のプロダクトマネージャーとして、開発チームやマーケティングチームなど、社内外の様々な関係者と連携していく上で非常に役立ちます。顧客との折衝経験は、以下の点でプロダクトマネージャーの仕事に活きてきます。ニーズの理解:顧客の要望を正確に理解し、それを製品やサービスに反映させる関係構築:顧客との良好な関係を築き、信頼関係を構築する問題解決:顧客との意見の食い違いやトラブル発生時に、冷静に解決策を見出すこれらの経験は、プロダクトマネージャーとして成功するために不可欠です。営業経験を活かしたプロダクトマネージャー転職の強みは、こちらをご覧ください。要件定義・プロジェクト管理スキルSIerで培ってきた要件定義やプロジェクト管理のスキルは、IT業界のプロダクトマネージャーの仕事にも直接活かせます。プロダクト開発においても、スケジュール管理、品質管理、リスク管理など、プロジェクトマネジメントの知識は欠かせません。幅広い技術への理解SIerのプロジェクトマネージャーは、様々なシステム開発プロジェクトに携わる中で、幅広い技術への理解を深めているケースが多いです。この技術的な知見は、IT業界のプロダクトマネージャーとして、開発チームとスムーズにコミュニケーションを取る上で大きな強みになります。プロダクトマネージャー転職を成功させるためのロードマップSIerのプロジェクトマネージャーからIT業界のプロダクトマネージャーへの転職を成功させるためには、綿密な準備と戦略的な行動が重要です。具体的なステップは以下の通りです。STEP1: 現状のスキル・経験を棚卸しするまずは、ご自身の強み・弱みを把握することが重要です。IT業界のプロダクトマネージャーには、どのようなスキルが求められるのかを理解し、現在のあなたに何が足りないのかを明確にしましょう。プロダクトマネージャーに必要なスキルは、主に以下です。市場調査・ユーザー分析力データ分析力プロダクト戦略立案力コミュニケーション能力リーダーシップビジネスレベルの英語力 (企業によっては必須)STEP2: 不足スキルを補うための学習計画を立てる自分に足りないスキルが明確になったら、次は学習計画を立てましょう。オンライン学習サービス、書籍、勉強会など、様々な学習方法がありますので、自分に合った方法で効率的にスキルアップを目指しましょう。スキルアップにおすすめの学習方法には、以下が挙げられます。オンライン学習サービス:PM Schoolなど書籍: プロダクトマネジメント関連書籍勉強会: プロダクトマネージャー向け勉強会やイベントスキル習得ロードマップを参考にして学習計画を立てたい方は、こちらをご覧ください。STEP3: 転職活動の準備をするスキルアップと並行して、転職活動の準備も進めましょう。プロダクトマネージャーの職務経歴書の書き方や、面接対策は、SIerのプロジェクトマネージャーの場合とは異なる点も多いため、しっかりと準備しておくことが重要です。効果的な職務経歴書の書き方SIerでの経験をどのようにプロダクトマネージャーの仕事に活かせるのか、具体的に説明する数値データを用いて、成果をアピールするIT業界への強い興味関心を示す面接対策逆質問は、事前にしっかりと準備しておくプロダクトマネージャーとして、どのような貢献をしたいのかを具体的に説明できるようにしておく熱意と誠意をもって、面接に臨むSTEP4: 転職エージェントを活用するIT業界のプロダクトマネージャーの求人は、公開求人だけでなく、非公開求人も多いため、転職エージェントの活用が有効です。プロダクトマネージャーの転職に精通したエージェントに相談することで、より多くの求人情報を得られるだけでなく、面接対策や年収交渉などもサポートしてもらえます。プロダクトマネージャー転職に強いエージェントとしては、PM Careerがおすすめです。プロダクトマネージャー転職に強いエージェントの活用法は、こちらをご覧ください。プロダクトマネージャー転職活動の注意点SIerのプロジェクトマネージャーからIT業界のプロダクトマネージャーへの転職活動では、以下の点に注意しましょう。企業文化や開発体制の違いを理解するSIerとIT業界では、企業文化や開発体制が大きく異なる場合があります。転職活動を進める中で、企業研究をしっかり行い、自分に合った社風や開発スタイルの企業を選ぶようにしましょう。項目SIerIT業界企業文化組織規模が大きく、社内ルールや規律が厳しい傾向がある顧客との長期的な関係構築を重視する文化を持つ企業が多いスタートアップ企業など、自由な社風を持つ企業も多い一方で、成果を重視する企業も多い変化に柔軟に対応できる文化を持つ企業が多い開発体制大規模プロジェクトが多く、ウォーターフォール型開発を採用している企業が多い要件定義、設計、開発、テストといった工程を順番に進めていくアジャイル開発やDevOpsなど、変化に柔軟に対応できる開発手法を採用している企業が多い短いサイクルで開発を進め、ユーザーからのフィードバックを反映しながら開発を進めていく企業文化や開発体制は、個人の価値観や働き方と大きく関係してきます。転職活動では、企業のホームページや説明会などで情報を収集し、自分に合った企業を見つけるようにしましょう。アジャイル開発におけるプロダクトマネージャーの役割は、こちらをご覧ください。プロダクトへの情熱をアピールするIT業界の企業は、プロダクトへの情熱を持った人材を求めています。面接では、なぜその企業のプロダクトに携わりたいのかを、具体的に伝えることが重要です。具体的にどのような点に魅力を感じるか、どのように貢献したいのか、などを明確に伝えましょう。年収交渉は慎重に行うSIerとIT業界では、給与体系や昇給ペースが異なる場合があります。年収交渉は、慎重かつ戦略的に行うようにしましょう。特に、以下の点に注意が必要です。自身の市場価値を理解する経験、スキル、資格などを考慮し、同業界の平均年収を調査する交渉のタイミングを見極める入社時、昇進時、転職時など、適切なタイミングを選ぶ具体的な根拠を提示するデータや実績に基づいた根拠を示すことで、交渉を有利に進められる交渉相手との良好な関係を維持する要求ばかりではなく、会社への貢献意欲も示す年収交渉は、自分のキャリアにとって重要な要素です。しっかりと準備をして、自信を持って交渉に臨みましょう。プロダクトマネージャー転職に関するよくある質問プロダクトマネージャーの転職に関して、よくある質問をまとめました。Q. SIer経験しかないですが、プロダクトマネージャーに転職できますか?はい、可能です。もちろん、IT業界の知識や経験が豊富であれば有利ですが、SIerで培ってきたプロジェクトマネジメント経験、顧客折衝経験、コミュニケーション能力などは、プロダクトマネージャーの仕事にも活かせます。積極的にアピールしていきましょう。Q. プロダクトマネージャーになるために、何か資格は必要ですか?プロダクトマネージャーになるために、必ずしも資格は必要ありません。しかし、プロダクトマネジメントの知識やスキルを証明するために、資格取得を目指すのも有効です。例えば、Product Management Professional(PMP)などの資格があります。Q. 未経験からプロダクトマネージャーになるには、どのような方法がありますか?未経験からプロダクトマネージャーを目指す場合は、まずはプロダクト開発に携わる職種で経験を積むという方法があります。例えば、エンジニア、デザイナー、マーケターなどの経験は、プロダクトマネージャーの仕事理解を深める上で役立ちます。また、近年では、未経験者を対象としたプロダクトマネージャーの育成プログラムを提供する企業も増えています。まとめ:SIerの経験を活かして、IT業界でさらなるキャリアアップを目指そう!SIerのプロジェクトマネージャーの経験は、IT業界のプロダクトマネージャーの仕事にも活かせる点が数多くあります。この記事を参考にして、ぜひ転職活動にチャレンジしてみてください。市場価値を高めたい人は無料会員登録をどうぞ市場価値を上げる良いキャリアを築くより良い意思決定は、より良い情報から。PM Careerの無料会員登録をして、会員限定ホワイトペーパーのダウンロードやキャリア相談を活用してください!無料で会員登録をする