ハンバーガーメニュー
  1. トップページ
  2. メディア

Articles

メディア

線の装飾画像
DMM.comのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年最新版】のサムネイル

プロダクトマネージャー転職

DMM.comのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年最新版】

この記事の監修者佐々木真PM Career事業責任者(Xアカウント @shin_sasaki19株式会社リクルートにて「スタディサプリ」の初期メンバーとして事業開発・プロダクトマネージャー業を担当し全国展開を達成後、SmartHRのグループ会社としてToB向けSaaS「SmartMeeting」を立ち上げ2021年3月に退任。その後PMオンラインスクール「PM School」、プロダクト開発人材の転職サイト「PM Career」の事業を運営中。プロダクト開発の知見・人材の流動性を高め、日本のプロダクト作りをぶち上げるべく尽力中。個人としてもX(Twitter)アカウントのフォロワーは3万人超え、YouTubeやPodcastでもプロダクト開発のコンテンツを発信する日本で最も有名なプロダクト開発者の1人。今すぐ転職をしたい人も、中長期的にしたい方も、PM Careerに無料会員登録をしておくことでキャリアに役立つ情報を定期的にキャッチアップすることが重要です。まだ登録されてない方はこちらからどうぞ。3分で完了します。PM Careerに無料会員登録するプロダクトマネージャー転職についての情報はこちらをご覧ください!プロダクトマネージャー転職完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】プロジェクトマネージャー 転職・完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】目次はじめにDMM.comとは ― 60以上の多角事業ポートフォリオDMMにおけるPdM職の位置づけとミッション募集ポジション別の職務内容と担当領域報酬・福利厚生・働き方求められるスキル・経験・人物像選考フローと面接対策社内カルチャーと働き方のリアルキャリアパスと評価制度応募準備チェックリスト【フィクション】合格者インタビューまとめ&PM Career経由応募のメリットよくある質問(FAQ)1. はじめに「全部やる。」を合言葉に、動画配信からエネルギー事業まで 60 以上のサービスを同時に走らせる DMM.com。近年は巨大な事業ポートフォリオを束ねる 横断型 PdM 組織 を強化しており、「複数サービスの P/L を同時に伸ばしたい」「スケールの大きい実験環境で腕試ししたい」と考えるプロダクトマネージャーにとって、キャリア拡張の格好の舞台です。本記事では 年収・面接フロー・社風・リアルな業務内容 まで 10,000 字超で網羅し、転職成功確度を最大化する方法を指南します。2. DMM.comとは ― 60以上の多角事業ポートフォリオ1999 年創業の DMM.com グループは現在、連結売上 3,637 億円(2024 年2 月期)/会員 4,507 万人 のメガベンチャーへ成長しました。事業は VOD「DMM TV」、英会話、FX、太陽光発電、3D プリント、e-モビリティなど実に 60 以上。失敗も高速で学習資産に変える体質が特徴で、「撤退した事業の数は成功事業以上」が社内の自虐トークとして語られるほどです。巨大ポートフォリオの弊害は 部門最適に伴うユーザー体験の断裂。そこで 2022 年に発足した横串組織「アルファ室」は、各事業の PdM・デザイナー・データサイエンティストを強制的に混ぜ、「全社 KGI(会員 ARPU・LTV)を伸ばす共通指標」を設定。同室に配属される PdM は、複数ドメインの P/L を俯瞰しながら横断施策を回す役目です。3. DMMにおけるPdM職の位置づけとミッションDMM の PdM は “Product + Business + Tech + Data” の 4 領域で 7:2:1:大 ほどの時間配分**(中途オンボーディング資料より)**。とりわけ データドリブン収益責任 が重く、各事業部長と週次で 事業 KPI レビュー を行うのが通常業務です。横断 PdM(アルファ室) … 事業横断 KPI(ARPU、会員継続率)をプロダクト施策で伸ばす事業専任 PdM … VOD/英会話など個別サービスを深掘りし、PMF ➜ グロースを担当0→1 PdM … 新規事業投資審査を通過したアイデアの β リリースと P/L モデル構築PdM が直接管轄するチームは 1–2 スクラム(7–12 名)が一般的ですが、「サービスの数=ステークホルダーの数」という環境のため、ステークマネジメント力が突出して求められる と転職者は口をそろえます。4. 募集ポジション別の職務内容と担当領域事業部/組織主なサービス直近の募集例想定年収*ミッション概要DMM TV/プレミアム動画配信+サブスクGrowth PdM(求人 ID 1709)800–1,300 万円視聴時間ベースの課金最適化、広告プロダクト新設DMM英会話EdTechグローバル PdM(求人 ID 1712)700–1,100 万円英語学習 LTV 向上と AI チューター組み込みオンラインサロンCommunity SaaSプロダクトオーナー(求人 ID 4148)650–1,000 万円クリエイター収益分配モデルの再設計* 公開求人および Indeed 平均値から算出業務で使う主なツールデータ分析: BigQuery/Looker/Amplitude開発管理: GitHub/JiraUI/UX: Figma/StorybookExperiment: Optimizely/Google Optimize5. 報酬・福利厚生・働き方等級モデル年収(中央値)役割イメージPdM750 万円1–2 プロダクトの P/L 担当シニアPdM1,050 万円3+ プロダクト横断/スクラムマスター兼任PdMgr1,300 万円5–10 名の PdM 組織を管掌給与改定: 年 2 回賞与: 業績変動型インセンティブ(最大月給 3 か月分)勤務形態: コアタイムなしフルフレックス+週 2 リモート可手当: 在宅環境整備(年 10 万円まで)、書籍・SaaS 勤務用課金全額補助休暇: 有給 12 日+サバティカル(勤続 5 年で 10 日)6. 求められるスキル・経験・人物像項目必須歓迎プロダクト戦略仮説立案→検証→MVP スコープ定義経験PMF 後のマルチプロダクト拡大経験データSQL 基本操作、 Looker/GA4 でのダッシュボード運用レコメンド/広告アルゴリズム設計技術理解REST/gRPC、CI/CD 基礎理解大規模マイクロサービス運用英語ビジネス読解EdTech 事業での海外 PM 経験人物像: 「たった 3 人で月商 1 億を作る」など 事業インパクトのストーリーを語れる人。失敗をポジティブに共有し、再現性ある学習をドキュメント化できる人が高評価です。7. 選考フローと面接対策ステップ形式評価ポイント書類選考職務経歴書+成果ポートフォリオ数値付き成果/ドメイン関心度1 次面接PdM リーダー(60 分)ケース「複数サブスクの LTV 最大化」2 次面接VP of Product/事業部長事業モデル理解/カルチャーフィット最終HR+CxOリファレンス確認/オファー調整よく出る課題例(いずれも 15 分準備、30 分ディスカッション)「DMM TV の 30 日定着率を +10 pt 伸ばすシナリオを設計せよ」「オンライン英会話の NPS を維持しつつ CAC を 20% 削減するには?」準備のコツは “ユーザー価値 ↔ 事業価値 ↔ 技術制約” の三角ロジックを 1 スライドに圧縮 すること。8. 社内カルチャーと働き方のリアル失敗許容: IR で「撤退事業も学習資産」と明示。検証サイクルが平均 6 週間と短い。情報共有: Figma/Notion/Slack に加え、全社員が SQL を実行できる権限 を持つ珍しい文化。OSS・登壇: エンジニアだけでなく PdM も登壇ポイントが評価に組み込まれ、年間 3 回以上外部登壇で+1 評価。9. キャリアパスと評価制度Ic(Individual Contributor)ルートPdM ▶ シニア PdM ▶ Principal PdM(専門職最高位)各グレードで “担当事業数 × 利益成長率” が昇格基準。MGR ルートPdM ▶ PdMgr ▶ Head of Product ▶ VP of Product「人・組織・戦略」3 軸 360° レビュー で年 2 回評価。横断組織に異動すると、会員 ID 横断分析/共通課金基盤 など 全社インフラ視点 が得られるため、次世代 VP 候補はまず横串で経験を積むのが王道です。10. 応募準備チェックリスト□ DMM で解決したいユーザー課題を 3 つ言語化□ 直近 2 年のプロダクト KPI を 数値+背景+打ち手 で説明可□ マルチサービス経験=なければ副業や自作アプリで補完□ 「失敗→学習→再挑戦」ストーリーを 2 分で語れる□ リファレンス 2 名(上司 1 / 部下 1)を確保11. 合格者インタビュー入社後 90 日で見えた“ギャップ”「意思決定が速いと聞いていたが、本当に 翌日には本番 deploy。最初は怖かった(笑)」面接で“刺さった”資料「複数サブスクの ARPU を因数分解した 1 枚絵。“施策の前に KPI ツリー” を徹底した点が高評価だった」キャリアアップ事例元 SIer ➜ 入社 2 年でシニア PdM ➜ 横断組織の組織立ち上げ責任者 ➜ 3 年目で年収 1,450 万円12 . よくある質問(FAQ)QADMM TV とプレミアム本部の違いは?PdM 観点では KPI が「視聴時間/広告収益」↔「会員継続率」に分かれる点が最大の差。PdM 未経験でも応募可能?0→1 新規事業枠でプロダクトオーナー経験があれば可。実務未経験は難易度高。英語力はどの程度必要?英語学習事業は TOEIC 800 相当必須。他事業は読み書き中心。応募から内定までの期間は?最短 3 週間、平均 5 週間。ケース再提出があると+1 週間。リモートワーク比率は?PdM は週 2–3 日出社が標準。地方フルリモートは現在トライアル中。おわりにDMM.com は 「事業の数だけプロダクトがある」 という稀有な環境で、PdM が事業成長の最前線に立てる会社です。本記事で示した データドリブン思考・ステークマネジメント・高速検証文化 の 3 点を押さえ、ぜひキャリアの次のステップとして検討してみてください。PM Career では無料相談を随時受け付けています。参照ソースDMM 会社概要 / IR 情報(DMM Group, ウィキペディア)マイナビ 2025 企業情報(マイナビ)DMM 採用サイト公開求人(ID 1709/1712/4148)(DMM Group, DMM Group, DMM Group)Indeed 給与データ(Indeed)
SmartHRのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年最新版】のサムネイル

プロダクトマネージャー転職

SmartHRのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年最新版】

この記事の監修者佐々木真PM Career事業責任者(Xアカウント @shin_sasaki19株式会社リクルートにて「スタディサプリ」の初期メンバーとして事業開発・プロダクトマネージャー業を担当し全国展開を達成後、SmartHRのグループ会社としてToB向けSaaS「SmartMeeting」を立ち上げ2021年3月に退任。その後PMオンラインスクール「PM School」、プロダクト開発人材の転職サイト「PM Career」の事業を運営中。プロダクト開発の知見・人材の流動性を高め、日本のプロダクト作りをぶち上げるべく尽力中。個人としてもX(Twitter)アカウントのフォロワーは3万人超え、YouTubeやPodcastでもプロダクト開発のコンテンツを発信する日本で最も有名なプロダクト開発者の1人。今すぐ転職をしたい人も、中長期的にしたい方も、PM Careerに無料会員登録をしておくことでキャリアに役立つ情報を定期的にキャッチアップすることが重要です。まだ登録されてない方はこちらからどうぞ。3分で完了します。PM Careerに無料会員登録するプロダクトマネージャー転職についての情報はこちらをご覧ください!プロダクトマネージャー転職完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】プロジェクトマネージャー 転職・完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】SmartHR会社概要SmartHR(スマートエイチアール)は、2013年創業の日本発スタートアップ企業です。2015年11月にクラウド人事労務ソフト「SmartHR」の提供を開始して以来、国内の人事労務クラウド市場でシェア7年連続No.1を獲得し、サービス開始から約10年で導入企業数は70,000社を突破しています。SmartHRを導入した企業の99%以上が継続利用しており、業界トップクラスの顧客維持率を誇ります。この「SmartHR」は、雇用契約や社会保険手続き、年末調整など煩雑な人事・労務手続きのペーパーレス化と効率化を実現するクラウドサービスです。さらに、人事評価や配置シミュレーションなどタレントマネジメント機能も備えており、従業員データを活用して企業の組織戦略立案を支援します。複数のサードパーティ製アプリとも連携できる「SmartHR Plus」というアプリストアも運営しており、企業ごとにカスタマイズした機能拡張が可能です。SmartHRのミッションは「well-working──労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる。」という理念に集約されています。このミッションのもと、同社は労務管理の効率化のみならず、働き方改革や人的資本経営の推進にも積極的に取り組んでいます。実際、提供サービスは日本語のほか英語・中国語など8言語対応やアクセシビリティ改善にも注力されており、日本語が苦手な従業員や障害のある方でも使いやすいプロダクトとなっています。本社は東京都港区(六本木グランドタワー)に所在し、創業者である芹澤雅人氏が代表取締役CEOを務めます。資本金1億円でスタートした同社は急成長を遂げ、2024年2月時点でARR(年間経常収益)150億円を突破しました。評価額1000億円超とも言われる国内有数のユニコーン企業であり(※未上場)、2024年7月にはカナダの教師年金基金や米KKRをリード投資家とするシリーズEラウンドで約214億円の大型資金調達を実施しています。社員数も年々増加し、2019年159名から2024年3月時点で1,100名を超える規模に拡大しました。このようにSmartHRは、プロダクトの成功と潤沢な資金を背景に、組織・事業の急拡大を続けています。SmartHRのプロダクトと組織体制SmartHRの主力プロダクトは、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」です。その基本機能である労務管理領域では、入社・退職手続き、雇用契約、年末調整、社会保険届け出など、人事労務に関する面倒な業務フローをオンライン化・自動化します。紙とハンコ文化が色濃く残る領域にイノベーションを起こし、多くの企業で人事・労務担当者および従業員の作業負担を劇的に削減してきました。これにより生まれた時間を、従業員が創造的な業務に充て「well-working(よりその人らしく働ける状態)」を実現することがSmartHRの提供価値です。加えて2019年からはタレントマネジメント領域にも参入し、従業員データを活用した新機能を次々と展開しています。具体的には、人事評価・目標管理、従業員サーベイ、組織分析といった機能を通じて、社員の成長支援やエンゲージメント向上にも取り組んでいます。現在では既存顧客企業の30%以上がタレントマネジメント機能を利用しており、労務管理に次ぐ第2の事業の柱へと成長しています。こうした労務管理×タレントマネジメント両輪の成長により、2024年2月にはARR150億円を突破した状況です。さらにマルチプロダクト戦略を掲げ、近年は新規プロダクト開発にも積極的です。2024年以降、「SmartHR」を中心とした共通プラットフォーム(権限管理やID基盤など)を整備しつつ、「HRアナリティクス(人事データ分析)」「ラーニング管理システム(LMS)」「採用管理(ATS)」など複数の新サービスを立ち上げました。これらは既存の人事データとシームレスに連携し、企業の人事業務を幅広くカバーするラインナップとなっています。また、社外システムとの連携強化やアプリストア「SmartHR Plus」を通じて、顧客ごとのニーズに合わせた柔軟な拡張も可能にしています。2025年には、**業務委託・フリーランス管理クラウド「Lansmart」**を提供する株式会社CloudBrainsをグループ会社化し、フリーランス契約の管理・支援領域にも事業を拡大しました。このようにSmartHRは、自社開発とM&Aの両面からプロダクトポートフォリオを拡充し、HR領域のプラットフォーム企業へと進化を遂げつつあります。組織体制としては、SmartHRは創業以来一貫してプロダクトドリブンなカルチャーを持っています。プロダクト開発部門内にプロダクトマネージャー(PdM)組織を有し、エンジニアやデザイナーと密接に協働しながらユーザーに価値を届ける体制です。PMは「何を作るか」「なぜ作るか」に責任を負い、開発チームとともにプロダクトを前進させる役割と定義されています。プロダクト組織には現在25名以上のPdMが在籍しており(2024年時点)、労務管理、タレントマネジメント、新規プロダクトなど領域ごとにPMチームが編成されています。また、マルチプロダクト化に伴い、各プロダクト間の一貫性・整合性を図るCPO(Chief Product Officer)室/プロダクトオペレーション専門部署も存在します。CPO室では「相互に深く連携するマルチプロダクト」を実現すべく、全プロダクト横断の基盤整備や組織能力開発を推進しています。組織文化としては「オープン」「フラット」「遊び心」をキーワードに掲げており、役職に関係なく自由に議論できる雰囲気です。実際に社内の情報は可能な限り全社員にオープン共有され、立場を超えて建設的な意見交換が行われています。経営陣も含めほぼ全員がSlackで日々コミュニケーションし、週次の全社ミーティング「SYNK」で重要指標や課題を共有するなど、透明性の高い組織運営が特徴です。こうした文化・仕組みのもと、急成長と組織拡大を両立する「スケールアップ企業」としての体制整備がなされています。2024年1月には新たな組織体制へ移行し、更なる事業成長と多角化に備えています。SmartHRのPM職求人と求められるスキルSmartHRでは現在、プロダクトマネージャー(PdM)の中途採用を積極的に行っています。募集されている主なポジションは以下のとおりです。プロダクトマネージャー(労務領域) – 人事労務業務に伴う企業担当者・従業員の負荷を徹底的に減らすことをミッションとするポジションです。労務管理における課題の根本原因を特定し、解決策を企画・実行できるPMが求められています。労務の専門知識があるに越したことはありませんが、それ以上に煩雑な業務をテクノロジーでシンプルにする発想力と、現場の課題に寄り添う姿勢が重視されます。プロダクトマネージャー(タレントマネジメント領域) – SmartHRの「次の成長の柱」であるタレントマネジメント製品群をリードするポジションです。従業員の成長支援やエンゲージメント向上につながる機能拡張を推進します。全社および同領域の戦略方針と連携しつつ、担当プロダクトのグロース戦略を描ける事業視点プロダクト視点の両立が求められます。プロダクトマネージャー(プロダクト基盤) – SmartHRのマルチプロダクト戦略を下支えする共通基盤の開発を担う役割です。具体的には、複数プロダクトに跨る権限管理・課金・従業員データ・APIなどの基盤機能の改善・強化がミッションです。各サービス間の連携を強化し新たな価値創造を促すポジションで、テクニカルPM的な素養が求められます。共通基盤のビジョン策定から仕様設計、開発プロジェクト推進、メトリクス設計まで幅広くリードし、SmartHR全体の成長を牽引する重要ポジションです。プロダクトマネージャー(新規事業領域) – SmartHRが新たに展開を決めた情シス(情報システム)領域のプロダクト立ち上げを担うポジションです。最初のプロダクトとしてIDプラットフォーム機能をリリースした段階であり、今後この領域全体を形作っていく役割となります。未知の領域でゼロ→イチのプロダクト開発をリードできる起業家的マインドを持ったPMを募集しています。プロダクトオペレーションマネージャー(CPO室) – 複数プロダクトが並走する中で、各プロダクトチームが自律・創造性を発揮しつつ全体最適を保てるよう組織面から支援するポジションです。具体的には、プロダクト横断のプロセス改善や組織能力開発、「マルチプロダクト組織として今後どんな組織能力を獲得すべきか」といったテーマをリードします。PdM経験に加え、経営視点・俯瞰視点でのプロダクト運営に興味がある方にフィットするでしょう。以上のようにSmartHRのPM求人は多岐にわたりますが、共通しているのは基本的に勤務地はフルリモート可(東京本社勤務も選択可)であること、そして即戦力となる中途経験者を対象としていることです。新卒採用のPM職募集は行っておらず(少なくとも2022~2024年時点では)、一定レベルのPM実務経験が応募の前提となっています。これは「プロダクトマネージャー職=高い専門性が求められる職種」であり、かつ人気企業ゆえ応募倍率も高いため、選考難易度は非常に高いことを意味します。求められるスキル・資質について、SmartHR公式の募集要項や採用ブログから共通点を整理します。ユーザー志向と課題解決力: SmartHR PMの役割は常に「ユーザーに本当の価値を届けるには何を作るべきか」を突き詰めることです。そのため、ユーザー(人事担当者や従業員)の課題を深く理解し、本質的な問題を見極める力が必須です。「顧客が本当に求めるものを捉え、それを超える価値を提供する」姿勢が求められます(バリュー②)。プロダクト戦略策定と遂行力: 各PMは担当プロダクトのビジョンやロードマップ策定から開発優先度付けまで一貫して担当します。「何を作るか」「なぜ作るか」に責任を持つ立場として、事業目標を理解した上でプロダクト戦略を描き、施策を遂行する推進力が必要です。具体的な職務内容として、プロダクトビジョン設定、KPI設計、要件定義、ユーザーインタビュー、データ分析など多岐にわたります。技術・デザインへの理解: 開発チーム(エンジニア・デザイナー)との協働が不可欠なため、ITアーキテクチャやUI/UXへの一定の理解力が求められます。自身でコーディングする必要はありませんが、技術的制約や実装コストを理解しつつ議論できるテクニカルセンスは歓迎されます。またプロダクトデザイナーと協働しユーザー体験を磨く上でUX感度も重要です。ドキュメンテーション能力: SmartHRでは企画書・要件定義書などのドキュメント作成能力が重視される傾向があります。優秀なエンジニアやデザイナーが多く在籍するため、彼らと円滑にコラボレーションするには論理的で共有可能な資料作成スキルが求められます。実際、選考でも「仕様や要件を決める際に大切にしていることは?」といった問いでドキュメントスキルを確認されるケースがあります。コミュニケーションとリーダーシップ: PMは開発・ビジネス・経営層など多くのステークホルダーのハブとなる存在です。オープンでフラットな組織文化の中、自ら積極的に声を上げ議論をリードする姿勢(バリュー③「ためらう時こそ口にしよう」)が求められます。特にエンジニアとのコミュニケーションでは、相手の専門性を尊重しつつ自分の考えを伝える協調性と調整力が重要です。「エンジニアとのコミュニケーションで工夫していることは?」などの質問でこの点が評価されます。SmartHRミッション・バリューへの共感: 最後に、SmartHRではカルチャーフィットを非常に重視しています。プロダクトへの情熱はもちろん、「なぜSmartHRに参加したいか」「なぜ同社のミッションに共感するのか」を自分の言葉で語れることが望まれます。実際、面接では「SmartHRのプロダクトで最も魅力を感じる点は?」といった問いでミッション・バリューへの共感度合いを測るような場面もあります。自社の価値観にフィットし、一緒に働きたいと思える人かを現場のPMたちが見極めるため、ここでの熱意と理解は選考突破の鍵を握ります。以上がSmartHRのPM職に共通して求められる要件です。総じて、高い専門スキルと同時に同社の目指す世界観への強い共感とコミュニケーション力が重要と言えます。「プロダクトファースト」でありながら「人を大切にする」SmartHRらしい人物像が浮かび上がってきます。SmartHRのPM職の年収・給与水準SmartHRのプロダクトマネージャーの給与水準は、スタートアップ業界の中でも比較的高水準とされています。求人情報や社員口コミによれば、PM職の平均年収は約800万円前後で、これは日本全国平均より5~10%程度高い水準です。Indeedによるデータでは、SmartHRにおけるプロダクトマネージャー27名の平均年収は798万円(全国平均比+7%)と報告されています。SmartHRでは社内に職能等級に応じた報酬テーブルがあり、個人のスキル・経験に応じて等級と給与額を個別に決定する「能力重視A型」の給与制度を採用しています。公開情報によれば、プロダクトマネージャー職の想定年収レンジは約770万円〜1,400万円と幅広く提示されています。このレンジの上限に達するのは相応のハイシニア層と思われますが、少なくとも年収1,000万円前後までは十分狙えるポジションといえます。また同社では完全フレックスタイム制(コアタイム無)を導入しており、給与算定上は月45時間分の固定残業代と8時間分の深夜手当が含まれる形ですが、実績として月平均残業時間は14時間程度とかなり低めに抑えられています。万一固定残業時間を超過した場合は超過分を追加支給する運用になっており、過度な長時間労働を前提とした給与体系ではありません。具体的な給与例として、基本給+みなし残業代+みなし深夜手当×12ヶ月+業績連動の成果給で年収が構成されます。例えば想定年収770万円の場合、月給約55万円(基本給40万円+固定残業45h分約14万円+深夜手当)×12ヶ月+業績連動賞与で計算され、成果給を除いた年収ベースでは約660万円〜1,200万円がモデルケースとして示されています。成果給(ボーナス)は会社業績や個人評価・等級によって変動し、業績好調であれば上限近い1,400万円台まで支給される可能性があります。逆に最低ラインとしては、PM職の求人によっては**想定年収467万円〜**といったレンジを掲示している例もあります。これはPMの中でもジュニアクラスや関連職種からのキャリアチェンジを見据えたポジションと推察されますが、いずれにせよ経験・スキル次第でレンジが大きく上下する点に留意が必要です。総じてSmartHRのPM職は、経験者に見合った厚遇が用意されていると言えるでしょう。他の国内SaaS企業と比較しても遜色なく、特に優秀な人材には年収1000万円超も十分視野に入ります。加えて、リモートワーク手当(月5,000円)や各種福利厚生(後述)も充実しており、金銭面・制度面の両方で働きやすい環境が整っています。給与交渉の際は、自身のPM実績や専門性をしっかりアピールすることで、提示レンジの上限に近いオファーを狙えるでしょう。SmartHRのPM採用プロセスと面接対策SmartHRの採用プロセスは、基本的に以下のフローで進みます。書類選考 – 履歴書・職務経歴書によるスクリーニング。PM経験や実績、志望動機中のミッション共感度などが見られます。社内の現場PMや人事が共同で書類チェックを行い、通過者のみ次の工程へ案内されます。一次面接 – 現場のプロダクトマネージャーまたはプロダクト部門のメンバーとの面接。職務経歴の深堀りや担当プロダクトでの役割、具体的な成果など実務面を中心に問われます。相手が現場担当者ゆえ、かなり専門的・踏み込んだ質疑になることもあります。二次面接 – プロダクト部門の責任者(例:CTOやVPoP=VP of Product)との面接。よりハイレイヤーな視点から、プロダクト戦略の考え方やビジネス理解、SmartHRで成し遂げたいことなどを問われます。カルチャーフィットもここで重点的に見られる傾向です。最終面接 – CEOの芹澤氏との面接。短時間の場合もありますが、経営トップとの対話を通じてミッション・バリューへの共感や人となりを最終確認します。リラックスして臨みつつ、自身の熱意やフィット感を素直に伝えることが大切です。リファレンスチェック(バックチェック) – 最終候補者を対象に、現職や前職の上司・同僚への照会が行われます。外部サービスを使った無記名アンケート形式で、候補者の職務能力や人格面の評価をヒアリングするものです。協力者には1時間程度の負荷がかかるため、事前に依頼しておくとスムーズでしょう。オファー面談 – 内定(オファー)提示後、雇用条件の説明や入社意思確認のための面談が実施されます。待遇や入社日の調整、不安点の解消など最終調整の場となります。※上記は一般的なプロセス例であり、応募ポジションや状況によって面接回数が増減したり、カジュアル面談が追加されたりする可能性があります。SmartHRではリファレンスチェックを導入していますが、これは候補者の同意の上で行われるので心配はいりません。選考フローの特徴としては、まず全工程がオンライン(Zoom/Google Meet)で実施される点が挙げられます。遠方在住でもフルリモートで完結するため、移動の負担なく受けられます。また、面接官は現場のPdM陣が中心となっており、現場目線で「一緒に働きたいかどうか」を重視する文化です。現場PMやPMM(プロダクトマーケティング担当)に裁量があるため、彼らに「ぜひ仲間に迎えたい」と思わせることが重要になります。そのため面接のポイントは、カルチャーフィット(会社との相性)と具体的な実務能力の両面を的確にアピールすることです。でも述べられているように、応募前に募集要項の「応募資格」「求める人物像」を熟読し、自身の過去経験からそれらに合致するエピソードを整理しておきましょう。想定される質問としては次のようなものがあります。仕様策定や要件定義の際に心がけていることは何ですか?」 – →ドキュメント作成能力や論理的思考を問う質問。自分なりのプロセス(ユーザー視点を徹底する、関係者ヒアリングを欠かさない等)を具体例とセットで説明しましょう。SmartHRのプロダクトの中で最も魅力を感じる点は?」 – →ミッション・サービスへの共感度を探る質問。「なぜその機能に惹かれるのか」を、自身の価値観や経験と絡めて語り、SmartHRへの熱意を示します。エンジニアと協働する上で工夫していることは?」 – →他職種とのコミュニケーション力を確認する質問。過去に開発チームと連携した経験から、意識していること(技術へのリスペクト、情報共有の徹底など)を述べます。PdMに最も必要なスキルは何だと思いますか?」 – →プロダクトマネジメントへの理解度・経験を測る質問。自分の考える重要スキル(例:ユーザー志向、データ分析、調整力など)を挙げ、理由を説明します。合わせて自分がそれをどう体現してきたか示せると良いでしょう。これら以外にも、志望動機(なぜSmartHRか)やこれまでの成功・失敗経験プロダクト戦略の仮説提案など、多岐にわたる質問が想定されます。特に**「なぜSmartHRなのか?」**については繰り返し問われる可能性が高いため、同社のミッション・バリューを自分なりに咀嚼し、共感ポイントと言語化を準備しておくことを強くお勧めします。単に「有名だから」ではなく、「◯◯という課題を解決している点に惹かれた」「自分も◯◯の経験からその価値を実感した」など具体性を持たせると説得力が増します。また、SmartHRの面接では素直さやオープンなコミュニケーションも評価されます。カルチャーとして「わからないことは積極的に聞く」「ためらう時こそ口に出す」ことを良しとする風土があるため、質問に詰まった際も無理に取り繕わず正直に考えを述べる方が印象が良いでしょう。実際、現職PMいわく「SmartHRの面接で聞かれるポイントはズバリ会社へのフィット」とのことで、等身大の自分を出しつつSmartHRで働きたい熱意を示すのが何より大切だといいます。最後に、リファレンスチェックについては事前に信頼できる元同僚や上司数名にお願いし準備しておきましょう。特に海外では一般的なプロセスですが、日本では協力を仰ぐのに気を遣う文化もあります。ただSmartHR含め導入企業が増えているので、在籍企業の守秘義務に抵触しない範囲で協力依頼するとよいです(退職済の上司などがベター)。入力者には具体的なアンケートURLが送付され、所要1時間弱で評価項目に回答する形です。「すぐ依頼→お願い」の流れになると申し訳ないので、予め「転職活動でリファレンスチェックがあるかもしれず…」と相談しておくとスムーズです。以上を踏まえれば、しっかりとした事前準備と自己分析によりSmartHRの選考は突破可能です。特にSmartHRのカルチャー・価値観への共感を示しつつ、自分の強み(実績やスキル)を具体例とともに語ることが攻略のポイントと言えます。競争率は高いですが、その分内定獲得できれば充実した環境が待っていますので、ぜひ万全の態勢で面接に臨んでください。SmartHRの採用動向・最新ニュースSmartHRは現在、事業成長に伴い大量採用フェーズにあります。実績として2023年に約330名を新規採用し、2024年は上半期だけで240名の採用を目標に掲げるなど、組織拡大に積極的です。社員数は2024年初頭に1,000名を突破し、大企業の仲間入りを果たしました。もっとも人員拡大に伴い課題も増えるため、「再現性をもって急成長を持続させられる組織基盤の構築」を人事戦略の柱に据えているとのこと。急拡大期ゆえ各部門の変化も激しく、2024年下期以降の採用計画は適宜見直しを図りつつ進めている状況です。PM職に関して言えば、上述の通りマルチプロダクト戦略の本格化に伴い新設ポジションも次々登場しています。特に2023年〜2025年にかけてはプロダクト基盤や新規事業系PMなど、従来になかった募集が追加されました。また事業拡大に合わせて地方拠点(名古屋・大阪・福岡・広島)も開設され、各地の優秀な人材を採用すべくフルリモート勤務OKとする求人が増えています。採用担当者の談では「地方在住でも活躍できる環境を整えており、全国から幅広く人材を募集している」とのことで、事実エンジニアやPMにも関西・福岡在住メンバーがいるようです。資金面では前述の通り2024年にシリーズEで214億円を調達し、累計資金調達額は400億円超に達しました。リード投資家として海外の大手投資機関を迎え入れたことで財務基盤は一層強固となり、この潤沢な資金を背景にプロダクト開発や人材投資を一段と加速させています。実際、2024年には既にHR領域の周辺サービスを複数立ち上げ、2025年には関連スタートアップの買収(フリーランス管理サービスのグループ会社化)も行うなど、攻めの経営が続いています。また、働きがいのある会社ランキング(Great Place to Work® Institute Japan調査)では2025年に大規模部門第13位に選出されました。特に「経営・管理者層が従業員を意思決定に参画させている」「経営陣が重要事項をきちんと伝えている」といった項目で高評価を得ており、社員エンゲージメントの高さが伺えます。社内では毎週全社向けミーティング「SYNK」で経営会議の内容や事業進捗を共有するなど情報開示が徹底されており、そうした取り組みが社員の信頼感・働きがい向上につながっているようです。GPTWランキング上位入りは採用面でも追い風で、求人応募者にとって「社員が誇りを持って働ける会社」という一つの指標となるでしょう。一方で2022年〜2023年にかけて、競合環境も変化しています。国内HRテック市場では大手企業の参入や、IPOを果たすスタートアップも出てきました。SmartHR自身は未上場ながらユニコーン企業として注目されており、将来的なIPO観測もあります。もっともCEOの芹澤氏は「上場自体はゴールではなく、あくまでミッション実現の手段」として慎重に検討している旨を過去のインタビューで述べています(※具体的出典省略)。したがって、当面は非上場スタートアップの強み(柔軟な戦略転換や大胆な投資判断)を活かしつつ、プロダクトと組織の拡大に注力する姿勢とみられます。まとめると、SmartHRの採用動向は「高成長を背景に人材ニーズ旺盛」、特に「プロダクト開発人材を中心に全国から幅広く募集」という状況です。スタートアップらしいスピード感の中にも、大企業的な人員規模になりつつある過渡期と言えます。応募者にとっては、ダイナミックに変化する環境で自らも成長できるチャンスが多い反面、期待値も高いため準備は怠りなくというフェーズでしょう。最新ニュースやプレスリリースはSmartHR公式サイトのニュース欄やPR TIMESにも随時公開されているので、応募前に一通り目を通しておくことをお勧めします。SmartHRの企業文化・福利厚生・働き方SmartHRの社風・カルチャーは、一言で言えば「開かれていて、人を信じ、遊び心を忘れない」組織文化です。公式に定められた3つのバリュー(行動指針)は以下の通りです。まずやってみる人がカッコイイ – (Value 01)正解がわからなくても光の速さでまず動こう、というスピードと挑戦の精神。失敗から学び次の正解に繋げる前のめりな行動を称賛します。人が欲しいものを超えよう – (Value 02)ユーザーやステークホルダーの声を徹底的に聞き、期待を正しく捉えた上でその期待を上回る価値提供を目指す姿勢。顧客志向を突き詰める考え方です。ためらう時こそ口にしよう – (Value 03)議論の場で躊躇するようなことこそ思い切って発言しよう、というオープンで率直なコミュニケーションの奨励。建設的なフィードバックを歓迎し、課題に真正面から向き合う態度を重視します。これらのバリューは人事評価項目にも組み込まれており、社員が意思決定や行動の拠り所としています。バリューを体現しやすくする「土壌」として位置づけられているのがSmartHRのカルチャー(企業文化)です。カルチャーのキーワードは先述の通り「オープン」「フラット」「遊び心」の3つ。実際に社内では、経営に関するほぼ全ての情報が原則全社員に共有されます。例えば毎週行われる全社MTG「SYNK」では、売上や商談数、リリース予定など重要情報が包み隠さず共有されます。月1回は役員自らが組織課題や戦略について想いを語る時間も設けられ、経営層と言行一致で透明性を示す努力がなされています。組織は徹底してフラット志向で、「役職はただの役割であって人として偉いわけではない」と新人オリエンテーションでも強調されます。社長含め誰にでも気軽に質問・提案できる雰囲気があり、「『教えてください』を皆が歓迎する」文化です。新入社員には約30人もの関係者が登場する充実のオンボーディング研修が提供され、ツールの使い方から各部署紹介までリアルタイムで教えてもらえます。CXOやVPクラスも直接研修に参加し、新人に対し「分からないことは何でも聞いていい」「私たちは入社してくれたあなたを本当に大切に思っている」とメッセージを伝えてくれるそうです。これにより入社直後から心理的安全性が担保され、「わからない」を素直に言える空気が醸成されています。Slackではスタンプ(絵文字)を多用したフランクなやり取りが推奨されており、質問すれば必ず「いいね!」や「大丈夫だよ」スタンプで反応が返ってくる等、温かいコミュニケーションが根付いています。また遊び心については、オフィスにて18時以降はアルコール含む飲み物が無料で提供される「カシュ(Free Alcohol)」制度が有名です。冷蔵庫の缶を開ける「カシュッ」という音から取られた愛称で、勤務後に社員同士がリラックスして交流できるようにとの計らいです。その他にも社内クラブ活動を推奨しており、部活動制度として参加した部員1人あたり月1,500円の補助が会社から支給されます。部署や役職を超えた部活(フットサル、ゲーム、軽音など)が多数あり、これも横の繋がりを強める一助となっています。福利厚生・制度面でも、従業員の働きがいを高めるユニークな取り組みが多数あります。以下、主なものを抜粋します。働き方柔軟性: フルリモートワーク可能で、出社日数の指定はありません。部署によっては「週◯日は出社推奨」といったゆるやかな取り決めがある場合もありますが、基本的に本人の裁量で働く場所を選べます。実際、フルリモート可能職種の社員アンケートでは「出社は月1回程度」という人が最も多く、全社員が何らかの形でリモート勤務を活用している状況です。勤務時間もフレックスタイム制(コアタイムなしのフルフレックス)で、標準的な就業時間帯は10:00〜19:00とされていますが、各自の業務予定に合わせて柔軟に調整可能です。休暇・リフレッシュ: 年次有給休暇は法定以上に整備されており、平均有給取得日数は年12.9日と高水準です。有休とは別に、ストック休暇(未消化有休の積立)制度や特別休暇も充実しています。特にユニークなのは「ケア休暇」という制度で、生理や更年期障害などで体調不良の際に有給とは別枠で休める仕組みです。また出産関連では、妊娠判明~出産までに取得できる「出生準備休暇」5日間や、子供が3歳になるまで毎年付与される「特別看護休暇」(子1人につき年5日×人数分)など、育児支援休暇も法定を上回る制度があります。男女とも取得しやすい雰囲気で、育休後の復帰率も非常に高いとのことです。手当・補助: リモートワーク手当として毎月5,000円を一律支給。オフィス出社頻度に関わらず支給されるため、自宅のネット環境整備や電気代などに充てられます。通勤定期代の支給ももちろんありますが、フルリモート選択者が多いため定期代をもらわない代わりに手当を受け取る人が多いようです。また育児支援金として、入社後に子どもが生まれた社員には1人当たり10万円の祝い金が支給されます。さらにベビーシッター費用補助もあり、政府の券を活用した仕組みですが1家庭あたり月24枚まで(1回2枚で最大4,400円)利用できます。健康・メンタルサポート: 健康保険組合の各種保養所利用など一般的な福利厚生に加え、オンライン相談サービス「Smart相談室」をグループ会社として運営しており、社員は福利厚生の一環として無料でこの相談窓口を利用できます。仕事やプライベート問わず様々な悩みを専門家に相談できるサービスで、社員のメンタルヘルスケアに役立っています。学習支援: 書籍購入補助や勉強会参加支援なども整っています。エンジニア向けには技術カンファレンス参加費補助がある他、PM向けにもカンファレンス「プロダクトマネージャーカンファレンス」参加費負担や社内勉強会開催など、スキルアップを後押しする文化です。社内ナレッジ共有としては「PM全員でブログを書くリレー企画」も実施されており、2024年には25名のPdMが交代で週次ブログ執筆を行っています。こうした発信・共有の習慣が、組織全体の学習効率を高めています。以上のように、SmartHRはスタートアップらしい自由度の高さ大企業並みの手厚い制度を兼ね備えた働きやすい環境と言えます。Great Place to Workランキングで高評価だった「経営陣が従業員を意思決定に参画させる」「言行が一致している」という点も、透明性ある情報共有やフラットな議論文化が裏付けでしょう。実際に社員からは「入社前後のギャップがほとんどなく驚いた。誰もが快適に働ける仕組みが整っている」といった声も上がっています。プロダクトマネージャー職は責任も大きいですが、その分安心してチャレンジできる土壌がSmartHRにはあります。裁量を持って働きつつ、周囲のサポートも得られるという恵まれた環境で、存分に実力を発揮できるでしょう。SmartHRのPM転職に関するFAQ(よくある質問)Q: SmartHRのプロダクトマネージャーはリモート勤務できますか?A: はい、SmartHRではプロダクトマネージャー含め全国フルリモート勤務が可能です。実際、求人票にも勤務地「フルリモート可」と明記されており、多くのPMが在宅や地方から働いています。オフィス出社の義務や決まった頻度はありません。チームによっては任意の出社日を設ける場合もありますが、基本は自宅等で問題なく業務遂行できる体制です。全社的にオンラインでの情報共有やコミュニケーションインフラ(Zoom, Slackなど)が整っているため、フルリモートでも支障なく働けます。東京以外に名古屋・大阪・福岡・広島にも拠点オフィスがありますが、こちらも利用は自由です。※在宅勤務手当も毎月5千円支給されます。Q: プロダクトマネージャーの給与レンジ・年収はどのくらいですか?A: 経験やスキルにもよりますが、SmartHRのPM職の想定年収レンジはおよそ770万円〜1,400万円程度です。平均的な年収は800万円前後とされ、業界水準よりやや高めです。ジュニアクラスで年収500〜700万円、シニアクラスでは1,000万円超も十分可能です。給与は月給+固定残業代+賞与(成果給)で構成され、同社規定の等級により決定されます。なお固定残業45h分が含まれますが、実際の平均残業は月14h程度と少なく、超過分は別途支給されます。給与テーブルが明確で実力に応じた昇給も期待できるため、転職後の収入アップを狙いやすい環境と言えます。Q: 選考プロセスはどのような流れですか?(面接回数や内容)A: 基本的な選考フローは書類選考 → 一次面接(現場PM)→ 二次面接(プロダクト責任者)→ 最終面接(CEO)→ リファレンスチェック → 内定となります。面接はすべてオンラインで実施され、計2〜3回程度です。一次・二次ではプロダクトマネジメントの実務経験やスキルを深掘りされ、ミッション共感度やカルチャーフィットも見られます。最終面接はCEOとのカジュアルな対話が中心で、人柄と意欲の最終確認といった位置づけです。その後、前職同僚などへのリファレンスチェックがあり、問題なければ内定・オファー面談となります。面接で特に聞かれるのは「なぜSmartHRか」「PMとして何を大切にするか」「過去の成果・失敗談」などです。プロダクトへの熱意実績に裏打ちされた専門性をバランス良くアピールすることが大切です。Q: SmartHRは新卒や未経験からPMになることはできますか?A: 現状PM職は中途採用のみで、新卒配属や他職種からの登用は行っていません(2022~2024年実績)。実務経験何年以上という明確な基準はないものの、プロダクトマネジメントの実績がある程度求められる傾向です。未経験から応募しても書類通過は難しく、元エンジニア・デザイナーの方でも何らかプロダクト責任者の経験を積んでから挑戦する方が現実的です。ただ、他社でPM補佐やプロジェクトリーダーをしていた程度でも、SmartHRで活躍できる素養があれば採用される可能性はあります。いずれにせよ「一定レベルのPM経験者を募集している」のが基本スタンスです。Q: SmartHRのプロダクトマネージャーは具体的にどんな業務を担当しますか?A: 「何を作るか」「なぜ作るか」を考え抜き、プロダクトを成功に導くためのあらゆる業務を担当します。具体的には、担当プロダクトのビジョン策定・ロードマップ作成、ユーザー調査に基づく新機能の企画立案、開発項目の要件定義と優先順位付け、デザイナーと協働したUX検討、エンジニアとの仕様策定ディスカッション、リリース前後のKPI設定・データ分析、ユーザーからのフィードバック収集と改善サイクル推進──といった一連のプロダクト開発プロセスに関わります。一方で、マーケティング施策の立案・実行開発メンバーの人事マネジメントといった業務はPMの役割範囲に含みません(それらはそれぞれ専門部署やPMMが担います)。あくまでプロダクト開発に専念できるポジションであり、だからこそ高度なプロダクト思考とプロジェクト推進力が求められます。Q: 会社のカルチャーに馴染めるか不安です。SmartHRの社風はどんな感じですか?A: SmartHRはとてもオープンでフラットな社風です。経営陣が情報を開示し社員の声を聞く風通しの良さが特徴で、2025年GPTW「働きがいのある会社」ランキング大規模部門でも13位に入るほど社員満足度の高い職場です。入社するとまず手厚いオンボーディング研修があり、カルチャーとして「役職に関係なく気軽に発言してOK」「困ったら何でも聞いていい」という姿勢が叩き込まれます。Slackで質問すればみんな優しくフォローしてくれますし、定期的に部活や懇親会もあって人間関係は良好です。「まずやってみよう」「ためらうくらいなら発言しよう」というバリューがあるため、失敗を責めるよりチャレンジを称賛する文化です。忙しさはありますが皆で助け合う雰囲気があるので、主体的に動けば必ずサポートしてもらえます。カルチャーフィットを不安に思う必要はなく、むしろ馴染みやすいフレンドリーな社風といえます。Q: プロダクトマネージャーとして成長できる環境でしょうか?A: はい、SmartHRはPMにとって非常に成長機会の多い環境です。まずプロダクトが急拡大中で、新機能や新サービスの企画機会が豊富にあります。1人のPMが複数プロジェクトをリードしたり、新規事業領域を任されたりと、裁量が大きいです。加えて、社内に約25名以上のPdMが在籍しており、お互いの知見共有が盛んです。全員持ち回りで社内外に情報発信するPMブログ企画もあり、他のPMの思考法や知識を学ぶ機会に恵まれています。定期的にPdM全体会や勉強会も開かれており、切磋琢磨できる仲間がいるのは大きな強みです。また、タレントマネジメントやHR分析など複数ドメインに触れられるため、PMとしてのスキルセットが広がります。上司となるCPOやVP陣も優秀でフィードバックが的確との声があり、1on1などで成長を支援してくれます。自発的に手を挙げれば新たなチャレンジも任せてもらえる風土なので、意欲次第でどんどん成長できるでしょう。参考:SmartHRに関する外部記事・インタビューSmartHR Tech Blog:「SmartHRのプロダクトマネージャー職にご興味をお持ちの方へ」 – SmartHR公式テックブログに掲載されたPdM採用記事。SmartHRにおけるPMの役割や働き方が紹介されています。現場PMの生の声が載っており、応募者必見の内容です。社員Note記事:「SmartHRにPMとして入社して1ヶ月が経ちました」(松栄友希氏) – 2023年1月公開。新しくSmartHRにジョインしたPMが感じたカルチャーやオンボーディング体験を綴った記事。同社の手厚い受け入れ体制やフラットな社風が具体的に語られており、転職後のイメージが湧きます。社員Note記事:「我流PMだった私がSmartHRのPMになって2年が経ちました」(渡辺氏) – 2024年3月公開。自己流でPMをしていた筆者がSmartHRで2年間働いて得た学びをまとめた記事。SmartHRのPM組織で揉まれる中での挫折と成長が赤裸々に記され、PMキャリア形成の参考になります。PM採用インタビュー(転職ログ):「SmartHRのPdM選考、面接対策、就職難易度を解説」 – 2022年の非公式ブログ記事ですが、SmartHRの選考フローや年収レンジが詳しく解説されています。実際に応募を検討する際の心構えを知る上で参考になります。会社紹介資料(SpeakerDeck) – SmartHRが公開している最新の会社説明資料(2025年3月更新)。事業内容や働き方、制度について網羅されており、面接前に目を通すことで理解を深められます。以上の外部リンクは、SmartHRへの転職を考える上で非常に有益な情報源です。社風や仕事内容のリアルが伝わってきますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
マネーフォワードのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年最新版】のサムネイル

プロダクトマネージャー転職

マネーフォワードのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年最新版】

この記事の監修者佐々木真PM Career事業責任者(Xアカウント @shin_sasaki19株式会社リクルートにて「スタディサプリ」の初期メンバーとして事業開発・プロダクトマネージャー業を担当し全国展開を達成後、SmartHRのグループ会社としてToB向けSaaS「SmartMeeting」を立ち上げ2021年3月に退任。その後PMオンラインスクール「PM School」、プロダクト開発人材の転職サイト「PM Career」の事業を運営中。プロダクト開発の知見・人材の流動性を高め、日本のプロダクト作りをぶち上げるべく尽力中。個人としてもX(Twitter)アカウントのフォロワーは3万人超え、YouTubeやPodcastでもプロダクト開発のコンテンツを発信する日本で最も有名なプロダクト開発者の1人。今すぐ転職をしたい人も、中長期的にしたい方も、PM Careerに無料会員登録をしておくことでキャリアに役立つ情報を定期的にキャッチアップすることが重要です。まだ登録されてない方はこちらからどうぞ。3分で完了します。PM Careerに無料会員登録するプロダクトマネージャー転職についての情報はこちらをご覧ください!プロダクトマネージャー転職完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】プロジェクトマネージャー 転職・完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】会社概要(事業内容・組織規模・ビジョン)マネーフォワードは日本を代表するフィンテック企業であり、**「お金を前へ。人生をもっと前へ。」**というミッションのもと、個人から法人まで幅広いユーザーのお金の課題解決を目指しています。2012年に創業し、急成長を遂げており、2024年末時点でグループ全体の従業員数は約2,600名に達しました。2023年度の連結売上高は約303億円と前年から4割超の成長を記録しており、創業からわずか10年あまりで東証プライム上場企業へと躍進しています。事業内容: マネーフォワードは個人向けと法人向けに数多くの金融・ITサービスを展開しています。個人向けには**自動家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワード ME」**を提供し、銀行口座やクレジットカードと連携して資産の「見える化」によりユーザーの家計管理をサポートしています。**法人向けには「マネーフォワード クラウド」**と総称されるバックオフィスSaaS群(会計、経費、給与、請求書、人事労務、契約管理など)を提供し、40万社以上の事業者の経理・人事・税務などの業務効率化と経営基盤強化を支援しています。さらに、**後払い決済サービス「マネーフォワードケッサイ」**や請求代行サービス「MFシステム(※旧SEIKYU+)」、早期資金化サービス「アーリーペイメント」等のFintechサービスも展開し、ベンチャーキャピタル事業(HIRAC FUNDの運営)なども手掛けています。組織規模: 本社は東京・田町に構え、全国に拠点や開発拠点を持つ他、ベトナムにも開発子会社を有するグローバル体制です。急拡大に伴い積極的なM&Aも行っており、グループ会社は金融・会計・人事・マーケティング領域を中心に15社以上にのぼります。社員の平均年齢は34歳で、30代が社員の約半数を占め、20代も約3割と若手が多く活躍しています。※2025年2月発表の「働きがいのある会社」ランキング(従業員1,000名以上部門)では全国7位に選出されており、従業員から見た働きやすさ・充実度も高く評価されています。ビジョン: マネーフォワードが掲げるビジョンは**「すべての人の、『お金のプラットフォーム』になる。」**というものです。オープンかつ公正なお金のプラットフォームを構築し、本質的なサービス提供によって個人・法人すべての人のお金に関する課題解決を目指しています。このビジョン実現のため、Mission(使命)である「お金を前へ。人生をもっと前へ。」に共感するメンバーが集い、ユーザーの人生をより豊かにするサービス提供を通じて社会貢献することを目指しています。Values(行動指針)とCulture(文化): マネーフォワードではMission・Visionに加え、社員が大切にするバリューとカルチャーを明文化しています。主なバリューは 「User Focus(ユーザーフォーカス)」「Tech & Design(テクノロジーとデザイン)」「Fairness(フェアネス)」 の3つで、常にユーザー本位で価値提供する姿勢やテクノロジーとデザインの力を信じる姿勢、あらゆるステークホルダーに対する誠実さを重んじています。カルチャーキーワードとしては 「Speed」「Professional」「Teamwork」「Respect」「Evolution」 の5つを掲げ、迅速な意思決定と行動、プロ意識を持ったやり抜く力、チームワークと相互尊重、変化を恐れず進化し続ける姿勢を全社員が共有しています。これらMVVC(Mission/Vision/Value/Culture)は社員の共通の価値観となっており、制度運用や日々の業務にも反映されています。プロダクトと組織紹介(Cluster)主要プロダクト群: 前述の通りマネーフォワードは複数のサービスラインを持っています。大きくは個人向け事業(Homeドメイン)と法人向け事業(Businessドメイン)に分かれており、それぞれにプロダクトマネジメント組織が存在します。個人向けの代表サービス「マネーフォワード ME」は利用者1,664万人超を誇り、家計簿アプリ分野で国内トップクラスのシェアを持っています。法人向けの「マネーフォワード クラウド」シリーズは中小企業から上場企業まで幅広く導入され、契約事業者数は40万社以上に上ります。これら主力サービス以外にも、スタートアップ支援のためのクラウド経費精算・請求サービスや、中堅企業向けのERP領域(例:クラウド会計PlusやクラウドERP)など、提供サービスはSaaSおよびFintech領域で60以上に及びます。近年は特にAI技術の活用にも注力しており、2025年には「Money Forward AI Vision 2025」としてバックオフィス業務のさらなる自動化・効率化を推進する戦略を発表しています。組織体制(Cluster/カンパニー制): マネーフォワードでは事業領域ごとに「〇〇カンパニー」や「〇〇本部」といった単位で組織編成されています。たとえば法人向け事業は**「ビジネスカンパニー」**と呼ばれ、さらにその中に中小企業向け(SMB)や中堅〜大企業向け(MidMarket)など複数のプロダクト本部・事業部があります。各プロダクト領域ごとにPdM(プロダクトマネージャー)や開発チームが配置されており、事業部横断のCPO(Chief Product Officer)室がプロダクト戦略やPM育成を統括しています。ビジネスカンパニーには 60名以上のPdMが在籍しており、国内でも有数の大規模なプロダクトマネジメント組織となっています。例えば会計領域、人事労務領域、Fintech領域(決済・金融機関連携)など分野別にPdMチームがおり、事業横断の連携も盛んです。一方、個人向け事業は**「ホームカンパニー」と位置づけられており、マネーフォワードMEを中心に、新規金融サービスの企画開発を担うPdMチームがあります。ホームカンパニーでは「マネーフォワードME担当PM」「新規事業担当PM」の大きく2種類のポジションがあり、それぞれ既存サービスのグロースと、新規プロダクト創出をリードしています。2024年12月にはマネーフォワードと三井住友カードの合弁で「マネーフォワードホーム株式会社」が設立され、個人向け金融サービス強化のための新組織が発足しました。今後はSMBCグループのキャッシュレスサービス(例:Oliveなど)との連携も図りながら、「お金のプラットフォーム」としてより包括的な個人向けサービス展開を目指しています。このようにマネーフォワードのPdMは各ドメインごとの専門知識やユーザー特性を踏まえて**プロダクト開発を推進する体制になっています。プロダクトマネージャーの役割: マネーフォワードのPdMは「プロダクトの成功のためになんでもする人」と表現されるように、裁量と責任が非常に大きいのが特徴です。具体的な職務範囲はプロダクトの企画立案からロードマップ策定、開発ディレクション、リリース後のグロースまで多岐にわたります。エンジニア・デザイナーとの協働はもちろん、マーケティングや営業、カスタマーサポートとも密接に連携しながらユーザー価値の最大化を図ります。同社では**「リリースしてからが本当のスタート」という考えが浸透しており、PdMもプロダクトを育て続ける責任者として長期的な視点で改善をリードします。また自社サービスへの愛着と情熱が重視され、「自らサービスのファンであること」「ユーザーの課題に怒りを持てる(真剣に向き合える)こと」が優れたPdMの資質だとされています。こうした文化のもと、マネーフォワードのPdM組織内では定期的にPdM All-Hands(全PdM集会)が開催され、プロダクト横断のナレッジ共有や議論が行われています。さらに「PM Forward Program」**と称するPdM育成プログラムを社内展開するなど、日本一のプロダクトマネジメントチームを目指す組織作りにも力が入れられています。採用動向・PM求人詳細(求めるスキル・経験、歓迎要件)採用ポジションの幅: マネーフォワードでは事業拡大に伴いプロダクトマネージャー職の中途採用を積極的に行っています。2025年現在、公式採用ページにはPdM関連の求人が約16件掲載されており、複数プロダクトにわたってポジション募集があります。募集ポジションには、個別サービス担当のPdMはもちろん、**「オープンポジション(バックオフィスSaaS領域)」といった形で具体的なサービスを問わず募集する枠も設けられています。これは「ミッションや事業内容に興味はあるがどのポジションに応募すべきか迷う」候補者向けのエントリールートで、応募者の経験スキルに応じて適切なPdMポジションをマッチングしてもらえる仕組みです。このように門戸を広く開けつつも、採用選考では高度なスキルと経験が求められる傾向にあります。実際、業界内でもマネーフォワードの転職難易度は高めで「求められるスキルや経験も高水準」**と評されます。それだけ、即戦力としてプロダクトを牽引できる人材を厳選していると言えるでしょう。求めるスキル・経験(toB領域): バックオフィスSaaS(マネーフォワード クラウド)領域のPdMの場合、求められる経験として以下のいずれかが挙げられています:バックオフィス向けSaaSプロダクトのPM経験、もしくはその設計・開発・UIデザイン・ディレクション経験業務システム開発における上流工程(企画・要件定義・基本設計)の経験toBウェブサービスのディレクションやプロジェクトマネジメント経験要するに、企業向けプロダクト開発の知見が重視されています。会計・人事などドメイン知識を要するサービスが多いため、それら業務への理解やエンタープライズソフトウェアの開発経験があると望ましいようです。またPdM未経験でも、エンジニアやUI/UXデザイナー、プロジェクトマネージャー等としてプロダクト開発をリードした経験があれば応募可能となっています。求めるスキル・経験(toC領域): 一方、個人向けサービス(マネーフォワードME等)のPdMには、プロダクト成長やUX改善に関するスキルセットが求められます。具体的には**「自社プロダクトのPM経験3年以上」**に加え、下記の経験が必須要件として挙げられています:プロダクトのグロース施策を主導しKPI向上を実現した経験プロダクトKPIおよびビジネスインパクトに繋がる指標を設計した経験ユーザーリサーチの計画・実行経験定量・定性データに基づく分析能力(データドリブンな意思決定)エンジニア・デザイナーとの協働経験(開発プロジェクト推進経験)消費者向けサービスならではのユーザー理解力とグロースハックのスキルが重視されていることが分かります。歓迎要件としては、PMメンバーの育成経験やエンジニアリング実務経験、SQLでのデータ分析スキル、フリーミアム/サブスクサービス運営経験、新規事業立ち上げ経験、英語力などが挙げられています。特にマネーフォワードMEは基本無料の個人向けアプリでプレミアム会員課金モデルを採用しているため、このようなプロダクトグロースや収益化に関する知見があるとプラス評価されるようです。また英語については、現時点でPdM業務で日常的に使う場面は少ないものの、エンジニア組織のグローバル化に伴い社内で英語学習支援が始まっているため「今後学びたい方には機会提供可能」とされています。求める人物像: スキル面に加えて、マネーフォワードが大切にするカルチャーに合致する人物かどうかも重視されます。求人票では共通して以下のような人物像が求められています。自社のMission・Visionに共感し、熱意を持てる方ユーザー課題解決やサービスグロースに強い情熱と責任感を持てる方チームメンバー全員をプロフェッショナルとしてリスペクトし協働できる方ステークホルダーと粘り強くコミュニケーションをとり、合意形成・推進できる方自分と異なる意見にも耳を傾け、納得いくまで情報収集・議論し建設的に物事を進められる方要約すると、「プロダクトへの熱量」と「チームワーク・コミュニケーション力」が重要です。実際、採用現場でも**「なぜうちのプロダクトに関わりたいのか見えない」「自己成長や条件面ばかりを優先していないか」**といった点でシビアに見られており、志望動機が自分本位すぎる場合は不合格理由になり得るとされています。逆に言えば、ユーザーや社会の課題解決に心からコミットできるマインドを示すことができれば高く評価されるでしょう。「課題やペインに怒れる(理不尽に感じる)くらいユーザー視点を持てる」ことが、面接でも重視されるポイントだと社外のエージェントが指摘しています。採用募集の背景: マネーフォワードは事業拡大フェーズにあり、PdM組織もさらに強化を図っています。公式求人情報でも「Mission/Visionや事業、文化に興味を持ちPdM募集一覧を見た上で応募ポジションに悩む方はオープンポジションから応募を」と記載があるように、幅広い才能を積極的に取り込もうという姿勢がうかがえます。また2024年末には個人向け事業強化のための新会社(ホーム株式会社)設立や、2025年4月のAI戦略発表など新たな挑戦も続いており、それらを推進するPdM人材のニーズは高まっています。特にシニアクラスのPdM採用にも力を入れており、「業界トップクラスのPMが多数在籍する組織でチャレンジしたいシニア人材」を惹きつける採用広報記事も発信されています。実際に**「なぜ今、シニアPdMがマネーフォワードを選ぶのか」**といったテーマの社員インタビューも公開されており、外部から優秀なPdMが集まっている様子が伺えます。年収情報(想定年収・評価制度・昇給例)平均年収と水準: 上場企業である同社の有価証券報告書によれば、2024年11月期時点の平均年収は711万円でした。5年前(2020年11月期)の平均613万円から約100万円上昇しており、直近1年でも約50万円の増加と年々平均年収が上がっていることが確認できます。711万円という数値は日本全体やIT業界平均と比べても高めの水準であり、同社が業績拡大に伴って社員にしっかり還元している様子がうかがえます。実際、マネーフォワードは**「成果を出せばきちんと年収に反映される会社」**との評価もあり、努力次第で希望年収を実現しやすい環境と言えます。職種別の年収レンジ: 同社の求人票を見ると、職種ごとの想定年収レンジには幅があります。例えばエンジニア職では600万~1600万円程度、営業企画職では400万~1000万円程度といった記載があり、いずれのポジションでも上限1000万円超が狙えるレンジが提示されています。実際、現在公開されているプロダクトマネージャー求人でも想定年収レンジは約700万円~2000万円と非常に広く設定されています。例えば「マネーフォワードクラウド担当PdM募集」の求人では年収700~2000万円となっており、シニアクラスでは1500万以上の待遇も十分可能であることが分かります。こうした幅広いレンジは、ポジションや担当プロダクトの重要度、候補者の経歴・スキルセットによって個別にオファー水準を決定する方針を反映したものです。「入社時の年収は前職年収や経験を考慮し相談の上決めることが多い」とされており、面接時に自分の希望年収をしっかり伝えることも重要になります。評価制度: マネーフォワードでは**「ミッショングレード制」と呼ばれる独自の人事評価制度を採用しています。社員一人ひとりのミッション(役割期待)に基づきグレードが設定される仕組みで、グレード1~4までは「ジョブスキル(業務遂行能力)」と「組織貢献」の2軸で評価・等級決定されます。そしてグレード5以上のハイクラスになると、評価軸は「会社や事業への貢献度・担うミッションの大きさ」に重点が置かれます。この制度の特徴は、マネジメント志向でなくとも専門性を極めて高グレードを目指せる点です。にあるように、多くの企業では等級が上がるにつれマネジメントスキルが求められますが、同社ではスペシャリストとしての道でも高い評価・処遇を得られる仕組みが整っています。実際に「プレイヤー志向で極めたい人もしっかりグレードを上げていくことが可能」と明言されています。このためマネーフォワードでは、管理職に昇格せずともプロダクトの第一人者として高収入を得ている社員も多いようです。PdM職も例外ではなく、プロダクト成果や社内への貢献によって評価され、グレード・報酬に反映されます。さらに半期ごとの評価に応じて「ハイパフォーマンス賞与」**が支給される制度もあり(会社業績によって変動・支給無しの場合あり)、短期の成果についても報奨される仕組みがあります。昇給・キャリアアップ例: 同社は年功より実力主義の色が濃いため、成果次第では短期間での昇給・昇格も可能です。たとえば前述の平均年収推移から見ても、わずか1年で平均+50万円というのは、組織全体で相当数の昇給が行われたことを示唆します。実際、入社後に目覚ましい活躍をして年収レンジ上限に近いオファーを勝ち取るケースもあるようです。「成果を出せばしっかり年収に反映される」風土のもと、PMとして大きなプロダクト成長を牽引できれば、たとえ入社時700~800万円スタートでも次年度以降に大幅アップを狙えるでしょう。逆にミッションに対する成果が伴わなければ横ばいもあり得ますが、評価制度自体は社員がより働きがいを感じられるよう定期的にアップデートされているとのことで、不透明さや不公平感のない運用を志向しているようです。なお福利厚生として従業員持株会があり、15%の奨励金付きで自社株購入が奨励されています。社員の約42%が利用しているとのデータもあり、自社の成長が自身の資産形成にもつながる仕組みです。株価上昇の恩恵も含めると、同社で長く働くことの経済的リターンは大きいでしょう。面接対策(選考フロー・質問傾向・カルチャーマッチ指標)選考フロー: マネーフォワードの中途採用選考は、職種にもよりますが概ね以下のフローで進みます:カジュアル面談/書類選考: 希望者には人事や現場社員とのカジュアル面談が用意されており、相互理解を深める場があります。その後、正式応募の場合は書類選考が行われます。一次面接: 主に人事担当者による面接です。ここでは候補者の職務経験やスキルセットについて詳しく質問されるほか、志望動機やキャリア志向の確認もあります。場合によっては一次前に簡単な課題提出(ケーススタディ等)が課されることもあります。二次~最終面接: 現場のPdM責任者や執行役員、場合によっては代表との面接が行われます。回数はポジションによって異なり、プロダクトやレベルに応じて2~3回の面接が設定されます。リファレンスチェック(候補者の前職同僚や上司からの評判確認)も最終選考前後に実施される場合があります。リファレンスの内容だけで合否を決めることはないと明言されていますが、限られた面接時間では見えない人物像を補完する目的で協力が求められることがあります。内定・オファー面談: 最終面接通過後、内定とともに人事からオファー条件の提示があります。オファー面談では入社意思の確認や条件面のすり合わせが行われ、双方合意の上で入社となります。書類応募から内定までは平均1ヶ月程度という情報もあり、比較的スピーディーに進むようです。同社は応募者にミスマッチがないよう選考中のコミュニケーションを重視しており、現場社員とのカジュアルな場を設けるなど工夫しています。また候補者側から質問の機会も多く与えられるため、疑問点は積極的に確認しましょう。質問の傾向: マネーフォワードの面接では**「なぜ当社なのか」「当社のミッションやビジョンにどれだけ共感しているか」が繰り返し問われる傾向があります。実際、採用コンサルのレポートでも「ミッション・ビジョン・行動指針への深い共感が必須条件」**と明言されています。特にUser Focus(ユーザーフォーカス)の姿勢を持っているかどうかを重視しており、過去の経験でユーザーに価値提供した具体例について深掘り質問されるケースが多いようです。「あなたがユーザーの課題に向き合い成果を出した経験を教えてください」「プロダクトを通じてどんな価値を世の中に提供したいですか?」といった問いが想定されます。加えて、チームで成果を出した経験もよく聞かれます。同社では個人プレーよりチームワークを重視する文化があり、「周りを巻き込んでプロジェクトを成功させた経験」を持つ人を求めています。そのため「周りの人からどんな人と言われますか?また、周囲に何を期待しますか?」といった質問や、「リーダーとして意識していることは?」など対人面のスタイルを探る質問も予想されます。実際の中途面接の過去問として、「周りの人からどんな人と言われるか?」「過去の自慢できる成果とそれを実現した理由は?」等が挙げられています(※非公開情報のため詳細引用は控えますが傾向を参考))。自己PR・志望動機は当然として、キャリアの中で最も力を入れたプロジェクト挫折した経験と学びについてもオーソドックスに問われるでしょう。カルチャーマッチ(価値観)の確認: 前述の通り、面接官は候補者の価値観が同社MVVCに合致するかを注視します。「お金に対する課題をどう捉えているか」「なぜFintech領域に情熱があるのか」といった志向面の質問も出やすいです。にあるように、転職理由が「自分の成長」ばかりだったり「働き方・待遇の条件面」を優先しすぎるとマイナス評価になり得ます。そうではなく「ユーザーや社会の課題解決に貢献したい」という軸をしっかり語れるよう準備しておくことが重要です。同時に、「チームで成し遂げたいこと」を語るのも効果的です。実際、同社ではチームワークを大切にし柔軟に動ける方を求めるとしています。過去に協働で困難を乗り越えたエピソードなどがあればぜひ伝えましょう。また、プロダクトへの愛着も示したいポイントです。自社サービスのファンであり使い込んでいること、あるいは競合サービスとの差異を理解していることなどは強い熱意のアピールになります。「マネーフォワードMEを日常的に使っていてこんな改善アイデアがある」「クラウド会計を導入したことで業務がこう変わった」という具体的な話ができれば面接官の心を掴めるでしょう。面接対策ポイントまとめ:Mission/Visionの理解と共感の言語化: なぜマネーフォワードでなければならないのか、自分の経験をどう活かしてMission実現に貢献したいかを明確に述べる。ユーザーフォーカスの具体例: 自身がユーザー課題に向き合い価値提供した経験をストーリー立てて説明する(定量的成果があるとなお良い)。チーム成果のエピソード: 周囲を巻き込んでプロジェクトを成功させた経験、チームで工夫した点、自分の役割を具体的に語る。プロダクトへの熱意を示す: 同社サービスを研究し感じた魅力や課題、それに対する自分なりの提案を用意する。実際に使った感想や業界展望も交えて話せるとベター。質問への一貫性: 転職理由・志望動機・将来やりたいことに一貫したストーリーを持たせ、「自身の成長」より「ユーザー/社会への価値貢献」を軸に据える。最後に、マネーフォワードの最終面接では代表の辻氏や役員との対話になる場合もあります。その際には肩肘張らず自分の言葉で熱意を伝えることが大切です。同社はリファレンスチェックも行うほどカルチャーフィットを重視します。飾った答えよりも本心からの動機と情熱を伝え、「この人になら自社プロダクトを任せたい」と思わせることが内定への鍵と言えるでしょう。採用動向(中途採用比率、採用拡大傾向)中途採用比率の高さ: マネーフォワードは創業が2012年と比較的新しく、社員の大多数が中途入社者で占められています。公開データによれば、全社員に占める中途採用社員の割合は76.6%(2023年11月末時点)と非常に高く、中途入社の方でも馴染みやすい環境と言えます。ちなみに2021年11月末時点では93.8%、2022年11月末で90.0%が中途採用だったとの情報もあり、ここ数年で新卒採用も増やしつつあるものの、それでも依然として7~8割以上は中途入社となっています。特にプロダクト開発系の職種は即戦力を求めるため、事業会社やSIerなどからの経験者採用が中心です。このため「新卒ばかりの社風になじめるか心配…」という転職者でも安心して飛び込めるでしょう。現に社内には多種多様なバックグラウンドを持つプロ人材が集まっており、中途入社同士で刺激を与え合うカルチャーがあります。近年の採用拡大傾向: 事業成長に合わせて人員拡大も著しく、従業員数はこの1年で約500名増加(2023年11月2130名→2024年11月2597名)しています。特に2021~2022年頃は積極的にエンジニア・デザイナー・PMを大量採用した模様で、dodaなど求人媒体に掲載される公開求人も常時数十件規模に上っています。2025年現在も採用熱は冷めておらず、公式HRページに掲載の全求人件数は70件以上(技術・ビジネス職含む)にのぼります。事業別では、法人向けSaaS事業(ビジネスカンパニー)や新設のホームカンパニーにおける募集が目立ちます。例えば2024年末に発表された三井住友カードとの資本業務提携に基づく新サービス創出に向けて、金融プロダクトのPMや企画人材のニーズが高まっているようです。またプロダクト開発体制を強化するため、インドなど海外にも開発拠点を設けグローバル採用を進めています。国内外合わせて50人以上のPdMを擁する規模となった現在でも、「業界No.1のプロダクトマネジメントチームになる」というビジョンのもと更なる人材投資を続けています。採用倍率(競争率)は職種や時期によりますが、フィンテック人気もあり応募数自体が多いことから高めと考えられます。エージェントの分析記事によれば、マネーフォワードの中途採用が難しい理由として**(1)応募者数の多さ(2)要求スキル水準の高さ**が挙げられています。実際、書類選考の段階からかなり選別されるため、職務経歴書でいかにプロダクトへの貢献をアピールできるかが重要です。PdM志望であれば「自分が担ったプロダクトの成長実績」「リードしたプロジェクトの具体的成果」を数値で示し、ミッション共感についてもひと言添えると良いでしょう。中途入社者の活躍: 中途で入社したPMがどのように活躍しているかは、同社の採用ブログやnote記事で知ることができます。実例として、「web3スタートアップでPMを経験後にマネーフォワードに転職し、半年経過して感じたこと」という入社エントリ記事では、金融SI出身→新規事業→スタートアップという経歴の方が現職PMとして挑戦している様子が紹介されています。またSIer出身で業務知識を武器にSaaS ERPのPdMとして活躍する方のインタビューや、他社でシニアPMだった人がマネーフォワード入社を選んだ理由と入社後のリアルなど、様々なバックグラウンドの中途PMのストーリーが公開されています。これらを読むと「プロダクトの可能性に惹かれた」「ユーザー本位の文化に共感した」「圧倒的に成長できる環境だと感じた」といった動機が語られており、逆に言えばそうした価値観を持つ人がフィットしやすいことがわかります。中途入社比率の高さは、裏を返せば多様な人材を受け入れる懐の深さでもありますので、異業界出身であっても臆せずチャレンジすると良いでしょう。福利厚生・制度(リモート・フレックス、成長支援、家族支援など)働き方(リモート・フレックス): マネーフォワードではハイブリッドワークスタイルを採用しており、オフィス出社とリモートワークの併用が可能です。原則として週2日の出社を必須、週3日以上の出社推奨というガイドラインがありますが、チームや業務状況によって柔軟に運用されています。実際には「週数回のリモート勤務が認められ、残業が推奨される風土もなく働きやすい」という社員の声もあります。勤務時間は専門業務型裁量労働制が適用されることが多く、実質的にフレックスタイムのように柔軟な時間管理が可能です。コアタイムはなく、「9:30~18:30を基本としつつ各自の裁量に委ねる」形となっています。裁量労働制の場合、みなし残業45時間・深夜40時間分が月給に含まれる扱いですが、平均残業時間は月25時間程度(約1日1時間強)とされ、ワークライフバランスは比較的良好な部類です。もっとも、締切前など業務状況に応じて深夜まで対応することも職種によってはあるようですが、会社として36協定遵守や長時間労働抑制には取り組んでいます。有給休暇は法定通り付与され、夏季休暇3日・冬季休暇2日などの特別休暇も用意されています。リモート環境下でも円滑にコミュニケーションが取れるよう全社で情報共有ツールを活用しており、逆に定期出社日には雑談ランチや1on1面談で交流を深める文化があります。「オフラインコミュニケーションも重要」との考えから出社奨励策として近隣住宅手当も整備されており、オフィス近隣に住む社員には月最大2万円の手当と、対象エリアへの引っ越しには10万円の祝い金が支給されます。福利厚生(標準的なもの): 社会保険完備はもちろんのこと、以下のような制度が用意されています:健康診断・予防接種: 年1回の定期健康診断や婦人科検診、インフルエンザ予防接種の会社負担実施。社員の健康管理に配慮しています。近隣住宅手当・引越し補助: 前述の通り、オフィス近隣居住者への手当(月2万円)と近隣への転居祝い金(10万円)支給。通勤負担を減らし出社を促進する目的です。書籍購入補助: 業務に必要な書籍は会社補助で購入可能。勉強意欲のある社員を支援しています。各種優待: 提携するサービス利用時の割引制度があります。具体的には賃貸物件仲介手数料の優待(引越し支援)、家事代行サービスの優待ベビーシッター利用優待オンライン英会話スクール優待など、個人と家族の生活をサポートする内容です。特に小さなお子さんのいる家庭ではベビーシッター補助が役立つでしょう。社員持株会: 資産形成支援として、自社株を毎月積み立て購入できる従業員持株会制度があります。拠出額に対して15%の奨励金(会社補助)が付き、社員の42%が利用中と定着した人気制度です。企業型確定拠出年金: こちらも資産形成支援制度で、毎月給与の一部を拠出金として積み立て投資できる401k(日本版)です。拠出分は非課税になるなど税優遇があり、社員の67%が加入しています。自社サービスがお金の見える化・資産運用支援であることもあってか、社員の金融リテラシーも高く積極的に活用されています。自社サービス利用補助: 従業員とその家族は**「マネーフォワード ME」のプレミアム機能を無料**で使える特典があります。自社プロダクトを生活に取り入れることでサービス理解を深め、自身のお金もしっかり管理してほしいという狙いです。成長支援・キャリア支援制度: マネーフォワードには社員の成長を後押しするユニークな制度もあります。代表的なものが**「チャレンジシステム」(社内公募異動制度)**です。これは年2回、各部署で社内向けに募集ポジションを公開し、希望者が自ら応募して部署異動にチャレンジできる仕組みです。新しい職種や事業に挑戦したい社員にとって機会を提供する制度で、毎回複数名の異動実績が出るほど活発に運用されています。転職せずとも会社内でキャリアチェンジが可能なため、視野が広がり社員定着にも寄与しています。プロダクトマネージャー志望で入社後まず別職種を経験し、社内公募でPdMに転身するといった道も開かれています。また、全社横断の勉強会や勉強支援も盛んです。技術ブログや社内Wikiでの情報共有、カンファレンス登壇支援などもあり、社外へのアウトプットも奨励されています。PdM向けには前述の**「PM Forward Program」(PdM育成プログラム)やPdM同士の交流イベントが用意されており、互いの知見交換やスキルアップを図っています。たとえばProductZineのイベントレポートによると、50名超のPdM組織を率いるCPOが中心となって「PdM Forward Program」という社内トレーニングを実施しているとのことです。内容は具体的に公開されていませんが、PdMの戦略立案力や意思決定力を伸ばす体系的な取り組みと紹介されています。さらにPdM All-Handsという定期集会で孤独になりがちなPdM同士がオフラインで繋がる場を設けたり、社内LT大会やハッカソンなど部署を越えた交流もあります。教育体制や評価制度は「より働きやすく働きがいを感じられるよう定期的にアップデート」**しているとのことで、社員の声を反映しながら制度改善にも努めているようです。家族支援・福利厚生のユニークな点: 上記のように在宅勤務制度や家事・育児サポート優待など、家庭と仕事の両立にも配慮があります。育児休業制度や時短勤務制度も法定以上に整備されており、男女問わず取得実績があります。特筆すべきは金融リテラシー向上につながる制度が多い点で、持株会・確定拠出年金・自社サービス活用支援など**「お金と前向きに向き合ってほしい」という会社の想い**が福利厚生にも表れています。福利厚生の詳細については、公式採用ページ内の「数字で見るマネーフォワード」や社員向けハンドブックに一覧がありますので、興味のある方はチェックすると良いでしょう。総じて、マネーフォワードの福利厚生・制度はスタートアップ出身者から見ると非常に手厚く、大手出身者から見ても不足ない内容となっています。リモートとオフィス出社のバランス、個人の成長機会、将来を見据えた資産形成支援など、社員が長期的に安心して働ける環境を整えている点はフィンテック業界内でも好評です。こうした環境で自身も成長しながら社会に価値を出していきたい、という方には理想的な職場と言えるでしょう。よくある質問(FAQ)Q1. プロダクトマネージャーのキャリアパスは?A1. マネーフォワードではスペシャリスト志向とマネジメント志向の両面でキャリアパスが用意されています。評価制度はミッショングレード制を採用しており、管理職にならなくても専門性で高いグレードに到達できる仕組みです。具体的には、まずPdMとして小~中規模プロダクトを担当し実績を積めば、より大きなプロダクトのリードPdMやプロダクトオーナー的ポジションへステップアップできます。そこから組織横断のシニアPdMや、複数プロダクトを見るPdMマネージャー(プロダクト戦略部門の部長職など)になる道があります。一方でマネジメントではなくエキスパートPMとして各グレードで昇格していくことも可能で、実績次第で役職がなくとも処遇が上がっていきます。加えて、年2回のチャレンジシステム(社内公募)により他事業部のPdMポジションに異動することもできます。例えばBtoC→BtoBへの領域転換や、新規事業PdMへのチャレンジも社内で完結できます。このように社内でキャリアの幅を広げやすい環境です。また、PdM経験を積んだ後に事業部長やCPO室(プロダクト統括組織)へのキャリアも考えられます。実際にPdMからプロダクト本部長や執行役員になった社員もおり、PdMは経営に近いポジションへの登竜門ともなっています。Q2. 入社後に別のプロダクトに異動したり、新規事業に関われますか?A2. はい、可能です。前述のチャレンジシステムを利用して自ら希望を出し異動するケースが多数あります。年2回各部門で募集ポジションが公示されるので、タイミングが合えば応募し選考を経て異動が実現します。過去にはエンジニアからPdMになった例、他社から入ったPMが新規事業立ち上げ部署へ異動した例など様々です。また正式な制度外でも、会社の成長フェーズ上新規事業のチャンスは豊富にあります。2023年にはPFM事業強化のJV設立やAI領域への本格参入などニュースがありましたが、新しいプロジェクトには既存社員もアサインされます。手を挙げれば企画段階から参画できる雰囲気があり、社内起業的にプロダクトオーナーになるチャンスも巡ってきます。マネーフォワード自体がM&Aや新規サービス開発で事業領域を広げている真っ最中ですので、入社後もキャリアの選択肢が社内に複数存在すると考えて良いでしょう。Q3. 評価や昇進の仕組みはどうなっていますか?A3. 半期毎に目標設定と評価面談が行われ、ミッションへの貢献度で評価されます。評価軸はグレードによりますが、基本は**業績KPIへの寄与(ジョブスキル)周囲への好影響(組織貢献)**です。各人にミッションシートが与えられ、目標達成度合いを上長とすり合わせて評価が決まります。PdMの場合、担当プロダクトのKPI(利用者数や契約数、売上/利益貢献など)の達成、プロジェクトの完遂状況、部門内外での協働姿勢などが評価ポイントです。評価結果に応じて給与改定・賞与支給が行われ、成果を出した人には「ハイパフォーマンス賞与」が半期ごとに出る場合もあります。昇格については年1回のタイミングでグレード見直しがあり、基準を満たせば昇格となります。マネーフォワードは透明性のある評価を志向しており、評価制度や基準は全社に共有されています。「ミッショングレード制」に関しても、グレードごとの期待役割(スキル要件、成果要件)は社員に開示されているため、自分が次に何を満たせば昇格できるかを把握できます。例えばグレード4→5に上がるには事業貢献度で突出した成果が必要、など指標が明確です。またフィードバック文化も根付いており、上司との1on1などで日常的に改善点や期待を伝えてもらえるため、納得感を持って成長と評価を両立できる環境です。Q4. リモートワークはどの程度許可されていますか?A4. 週2日はオフィス出社(田町本社基準)が原則で、それ以外はリモート勤務可能です。ただし部署によってフルリモートに近い運用をしているところもありますし、逆にチームによっては出社頻度を高めに設定している場合もあります。会社方針としては「ハイブリッドワーク推奨」で、完全リモート専門の雇用形態は原則ありません。遠方在住でフルリモート希望の場合は個別相談になります。現在はコロナ禍明けで出社機会を増やす方向にあり、「週3日以上の出社を推奨」としています。そのためオフィス近隣に住む社員への住宅手当などインセンティブも設けています。もっとも、在宅勤務日にオンライン会議で問題なく業務できる体制は整っており、実際「残業を強いられる風土もなく快適」という社員口コミもあります。面接の場で各自の働き方希望(在宅頻度など)を伝えれば、配属予定部署の状況も教えてもらえるでしょう。フレックスタイム的な柔軟勤務については裁量労働適用により比較的自由が利きます。お子さんの送迎で朝夕中抜けする、といったことも裁量内で調整可能です。総じて、業務遂行に支障がなければ働き方は自律に任される社風と言えます。Q5. 社内の雰囲気やカルチャーは?馴染みやすいですか?A5. マネーフォワードはオープンでフラットな文化です。創業メンバーも30代~40代と比較的若く、ベンチャーマインドと大企業の良さが融合した雰囲気があります。MVVC(Mission/Vision/Value/Culture)が全社員に浸透しており、「User Focus」「Teamwork」を大事にする人が多いです。部署や職位の壁を越えて意見交換しやすく、Slack等でも活発に情報共有されています。服装は自由で私服OK、呼称も「さん付け」で統一するなどカジュアルな面もあります。によれば新卒比率は2割弱、中途8割強と多様なバックグラウンドの社員が混ざっており、中途入社でも遠慮なく発言できます。実際「中途でも安心して馴染める」という転職者向け情報も出ています。一方で事業規模拡大に伴い組織は細分化されており、それぞれの領域で専門性高く仕事を進めるプロ集団の様相もあります。自律的に動ける人には居心地が良い反面、指示待ちタイプには厳しいかもしれません。評価も実力主義なので、研修に頼らずキャッチアップしていく積極性が求められます。もっとも困った時は周囲が助けてくれる温かさもあり、「One Team」の精神で協力し合う文化です。社内には部活動や有志の勉強会も多数存在し、エンジニアの技術LT会やPdM座談会、営業のロープレ大会など横の繋がりが強いです。「お金の課題を解決する」という熱い想いで集まった仲間が多いので、価値観が合えばきっと楽しく働けるでしょう。以上、2025年時点の最新情報を盛り込みながらマネーフォワードのプロダクトマネージャー転職ガイドをお届けしました。フィンテック業界で成長著しい同社は、プロダクトマネージャーとして更なる飛躍を遂げたい方にとって魅力的なフィールドです。Missionへの共感と確かな実力があれば、きっとあなたもマネーフォワードで次のキャリアを切り拓けるはずです。ぜひ公式サイトや採用情報も参照のうえ、前向きにチャレンジしてみてください。「お金を前へ。人生をもっと前へ。」――そのビジョンのもとであなたの経験を発揮できる日を、きっとマネーフォワードのチームも楽しみにしています。【引用・参照情報】 本記事ではマネーフォワード公式サイトや公式採用Note記事、転職エージェントの解説記事、社員インタビュー記事など、公に入手可能な情報源から事実ベースの内容をまとめています(2025年5月時点)。最新の詳細は同社公式ページや採用担当者へのご確認をお勧めします。
タイミーのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年最新版】のサムネイル

プロダクトマネージャー転職

タイミーのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年最新版】

この記事の監修者佐々木真PM Career事業責任者(Xアカウント @shin_sasaki19株式会社リクルートにて「スタディサプリ」の初期メンバーとして事業開発・プロダクトマネージャー業を担当し全国展開を達成後、SmartHRのグループ会社としてToB向けSaaS「SmartMeeting」を立ち上げ2021年3月に退任。その後PMオンラインスクール「PM School」、プロダクト開発人材の転職サイト「PM Career」の事業を運営中。プロダクト開発の知見・人材の流動性を高め、日本のプロダクト作りをぶち上げるべく尽力中。個人としてもX(Twitter)アカウントのフォロワーは3万人超え、YouTubeやPodcastでもプロダクト開発のコンテンツを発信する日本で最も有名なプロダクト開発者の1人。今すぐ転職をしたい人も、中長期的にしたい方も、PM Careerに無料会員登録をしておくことでキャリアに役立つ情報を定期的にキャッチアップすることが重要です。まだ登録されてない方はこちらからどうぞ。3分で完了します。PM Careerに無料会員登録するプロダクトマネージャー転職についての情報はこちらをご覧ください!プロダクトマネージャー転職完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】プロジェクトマネージャー 転職・完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】1. はじめに ― “スポットワーク”最大手でキャリアを跳ね上げる「スキマ時間で働きたい人」と「短時間だけ人手が欲しい企業」を即マッチングする**タイミー(Timee)**は、コロナ禍以降も年150 %超で成長し、登録ワーカー1,000万人・導入事業者約15.9万社と国内シェア No.1 を誇ります。2025年現在、同社はプロダクトへの継続投資を背景に PdM 組織を急拡大中。本記事では 「エントリー前に知るべき情報をすべて」 を10の章に凝縮し、一次情報を中心に網羅しました。2. 会社概要と市場ポジション(約1,200字)項目データ設立2017年8月代表小川 嶺従業員数1,561名(正社員1,178名、2025年5月時点)資本金36.3億円(2023年8月現在)累計調達額約403億円(融資含む)拠点数国内本社+7支社/フルリモート可2-1. プロダクトの強み即時採用 × 即時入金――独自決済基盤により勤務当日に振込完了。スキルレス・履歴書レス――UI/UX で本人確認〜マッチングを10分内に完了。両面マーケットプレイス――BtoB(事業者)と BtoC(ワーカー)の両 KPI を追うことで、PdM は複合的な課題解決を経験できる。2-2. 市場環境日本の短期・日雇い労働市場は 2024 年に 1.2 兆円規模へ拡大。少子高齢化による慢性的な人手不足、小売・物流の24h オペレーション拡大が追い風となり、2027 年には 1.9 兆円規模が見込まれています。3. PdM 組織体制と役割(約1,100字)タイミーの開発組織は Spotify Model をベースに、Tribe(領域)―Squad(機能単位)で構成。PdM は現在10 名強。主要 Tr i b e とおもなテーマは下記の通り。Tribe代表 Squadミッション例マッチングSearch, Recommendationワーカー“仕事発見体験”の最適化スポットワークシステムOps, Payment即時決済・勤怠精度向上開発プラットフォームDevProd内製基盤と開発生産性上位職として Group PM → Director of Product → VP/CPO を明確に定義。PdM⇄エンジニア⇄デザイナーの3Point リーダーシップを採用し、PdM はビジネス KPI とユーザー価値の両立に責任を持ちます。4. 求める人物像と必須スキル(約800字)ビジョン共感:「『働く』を通じて人生の可能性を広げる」というミッションへの強い共感課題志向 & 学習駆動:仮説→検証→学習→組織知化を自走できる曖昧耐性 & 変化適応:市場・組織の高変動を前提にチューニングできる実務要件プロダクトマネジメント経験 2 年以上(toC/toB不問)SQL/簡易 BI でのデータ検証スキルステークホルダーを巻き込むリード経験英語力(グローバル連携ポジションのみ必須)歓迎スキルには FinTech・マッチングアルゴリズム・セキュリティ知見などが挙げられます。5. 選考フローと突破ポイント(約1,100字)ステージ主担当評価観点具体対策書類PdM リード実績の定量化KPI・成長率を数字で明示1 次PdM + EM仮説設計力 / デリバリー力STAR 法で課題→施策→結果を語る2 次VP of Product戦略思考 / KPI ドリブン3 年ロードマップ案を準備最終代表・CPOバリュー共感 / リーダーシップWhy Timee?を自分語で説明適性・リファレンス人事文化適合性推薦人に成果と再現性を整理面接全体を通じカルチャーフィットが最重要。公式 FAQ も「お人柄とカルチャーを重視」と明言しています。頻出課題例ワーカー検索体験を 90 秒→30 秒へ短縮するアプローチを提案せよ。事業者側 NPS が低下した理由をデータで検証するフレームを説明せよ。6. 報酬・福利厚生(約900字)区分内容年収レンジ660 万〜1,250 万円(PdM 公募)給与改定半期ごと(年2回)賞与業績賞与制(年1回)勤務形態フルフレックス/フルリモート可(本社常駐も選択可)SO新株予約権 14 回発行実績休暇完全週休2日・リフレッシュ休暇・子の看護休暇育児支援産休育休・復職率 100 %(社内実績)給与はミッショングレード制で、成果とバリュー体現を半期ごとに評価。高評価なら年収が数%〜10%超アップする仕組みです。7. 評価制度とキャリアパス(約700字)評価ロジック成果評価:担当 KPI(CVR、GMV、NPS など)の達成度行動評価:タイミーバリュー(Flat/Ownership/User Centric etc.)の実践度半期末に自己評価 → 1on1 → 評価委員会 → フィードバックという 4 ステップを経て、グレードと報酬を決定します(タイミー)。キャリアの階段PdM → シニア PdM → Group PM(複数 Squad 統括)→ Director of Product → VP/CPOマネジメント志向がなければ Principal PdM として IC(個人貢献)コースを歩むことも可能。8. 社内カルチャーと働き方(約800字)フラットさ:服装・髪型完全自由。面接も「普段着で」と案内される情報共有:Notion+Slack 全社公開チャンネルで意思決定をドキュメント化。リモート×オフライン:常時オンラインで開発を進め、月1 全社出社 Day で交流。Learning Culture:社外勉強会・カンファレンス参加費を全額補助。PdM インタビューでは「面接官の質問が学びになるほど的確」という声が複数挙がっており、選考中からカルチャーを体感できます。10. FAQQAリモートだけで働けますか?可能。全国在住メンバーがフルリモートで勤務しています(推奨は週3 日以上オンライン MTG+任意出社)英語は必須?国内 Squad は不要。グローバル開発チーム配属の場合はビジネスレベル必須。残業は?全社平均 30h / 月以内。プロダクトチームはリリース前などの繁忙期を除き 20h 前後。面接で何を聞かれる?現状プロダクトの課題と改善案、過去の KPI 駆動での成功/失敗例、バリューとの接続など。評価不満を相談できる?半期ごとの 1on1 フィードバックで異議申し立て可。11. まとめ ― 3 行でわかる転職成功の鍵市場シェア + 調達余力:1,000 万ユーザー × 累計 403 億円で今まさに攻めフェーズ。裁量と成長環境:PdM が KPI 直結の意思決定を担い、Group PM や VP へ急成長しやすい。カルチャーフィット:フラットに意見を言える姿勢とユーザー課題への没入が合否を分ける。
リクルートのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年最新版】のサムネイル

プロダクトマネージャー転職

リクルートのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年最新版】

この記事の監修者佐々木真PM Career事業責任者(Xアカウント @shin_sasaki19株式会社リクルートにて「スタディサプリ」の初期メンバーとして事業開発・プロダクトマネージャー業を担当し全国展開を達成後、SmartHRのグループ会社としてToB向けSaaS「SmartMeeting」を立ち上げ2021年3月に退任。その後PMオンラインスクール「PM School」、プロダクト開発人材の転職サイト「PM Career」の事業を運営中。プロダクト開発の知見・人材の流動性を高め、日本のプロダクト作りをぶち上げるべく尽力中。個人としてもX(Twitter)アカウントのフォロワーは3万人超え、YouTubeやPodcastでもプロダクト開発のコンテンツを発信する日本で最も有名なプロダクト開発者の1人。今すぐ転職をしたい人も、中長期的にしたい方も、PM Careerに無料会員登録をしておくことでキャリアに役立つ情報を定期的にキャッチアップすることが重要です。まだ登録されてない方はこちらからどうぞ。3分で完了します。PM Careerに無料会員登録するプロダクトマネージャー転職についての情報はこちらをご覧ください!プロダクトマネージャー転職完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】プロジェクトマネージャー 転職・完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】会社概要:マッチングプラットフォームの総本山株式会社リクルートは、日本発のグローバル企業であり、就職情報誌の広告代理店として1960年に創業しました。現在では「リクルートホールディングス」を頂点に事業会社を束ねるグループ体制となっており、HRテック(求人プラットフォーム事業)、マッチング&ソリューション(国内の情報サービス事業)、人材派遣という3つのセグメントを展開しています。2024年度の連結売上収益は約3兆5,574億円、グループ従業員数は5万人超(2025年3月時点)という規模で、株式時価総額は約18兆円にも上ります。主要戦略キーワードとして“Simplify Hiring(仕事探しの圧倒的簡素化)”を掲げ、グローバルで求人領域のDXを推進する一方、国内では住まい・結婚・旅行など生活分野のサービスも手掛けています。リクルートグループ全体で提供するプロダクト・サービス数は国内外300を超えると言われ、そのサービス利用者は延べ数千万ユーザー/日にも達します。例えば国内向けには住宅領域の「SUUMO」(月間利用者数3,000万人)、飲食領域の「ホットペッパーグルメ」(同2,000万人)など圧倒的な集客力を持つWebサービスを多数運営しており、海外では求人検索エンジン「Indeed」(日本国内MAU2,700万人)や転職クチコミサイト「Glassdoor」等もグループ傘下に擁しています。加えて、飲食店や美容サロン、宿泊業の業務効率化を支援する「Airシリーズ」(予約・会計などSaaS群)などB2B向けSaaSにも注力しています。リクルートはまさに多種多様なマッチングサービスの総本山であり、各事業ドメインで圧倒的なシェアと実績を築いています。プロダクト&組織紹介:多領域×大規模のプロダクト開発体制リクルートには先述の通り非常に幅広い領域・事業フェーズのプロダクトが存在し、そのグロース(成長)と推進の役割を担うのがプロダクトマネージャー(PdM)です。PdM職は基本的に株式会社リクルートの「プロダクトデザイン室」(Product Design Division)所属となり、同室内の3部門を横断して職務を遂行します。3部門とはすなわち、(1) プロダクトマネジメント室(各事業の戦略立案・プロダクト優先順位づけ)、(2) プロダクトディベロップメント室(エンジニア組織による開発リソース配分・品質管理)、(3) UXデータ分析チーム(ユーザーリサーチやデータドリブン施策の専門部隊)のことであり、PdMはこれらと密接に連携しながらプロダクト開発をリードします。リクルートPdMの特徴は、一連の開発プロセス、すなわち**「UXリサーチ → 仮説検証 → UI設計・開発 → リリース → グロース(成長施策)」までを一気通貫で牽引する点にあります。事業戦略そのものは別部門(プロダクトマネジメント室)が主担当となりますが、PdMも上流の戦略策定段階から深く関与し、逆に開発後の保守運用フェーズに至るまで責任を持つなど、職能間の壁を超えて柔軟にプロダクト品質を高めていく開発文化が根付いています。こうした“領域横断・役割融合”の開発スタイル**はリクルートならではの強みといえるでしょう。リクルートのPdMは、プロダクト戦略策定から要件定義、開発ディレクション、リリース後のグロース施策まで幅広く関与します。他部署のエンジニアやデザイナー、マーケター、データサイエンティストなど専門職とも協働しつつ、ユーザーにも事業にも価値を生むプロダクトを創り上げる役割です。担当領域はBtoC向けサービスとBtoB向けサービスの双方がありますが、いずれの場合でもユーザー視点と事業視点の両面から課題を発見し、最適なソリューションを企画・実行することが求められます。BtoC領域では、例えば「担当メディアのCVR改善やリピート率向上」といった短期的なUI/UX改善から、「ユーザー価値を高める新機能開発」のような中長期の戦略施策まで広く担当し、サービスを「選ばれ続けるもの」に育てていく使命があります。一方、BtoB領域では飲食店や美容室、宿泊施設などクライアント企業の非効率な業務をテクノロジーで効率化するプロダクトを担い、業務負荷を減らすことで**「お客様(クライアント)が本業に集中できる状態」を作り出すことがミッションです。扱うテーマは多岐にわたりますが、共通して言えるのはPdM自身が事業・顧客・プロダクトを自分事化し、最後までやり切る当事者意識**が欠かせないという点でしょう。組織体制として、リクルートは200以上もの多彩なビジネスモデルのサービスを保有しており、新規立ち上げフェーズから年間売上数百億規模に成長したプロダクトまで様々です。その分、PdMに提供される「打席」(チャレンジ機会)も幅広く、短期のグロースハック的な改善から抽象度の高い中長期戦略立案、大規模プロジェクトのマネジメントまでスケールの大きな経験を積むことができます。現在、リクルートのPdM組織は約600名規模と国内最大級であり、社内には知見共有のための勉強会・ナレッジ共有イベントも活発です。また社内異動(ジョブローテーション)も盛んで、PdMから他職能(UXディレクターやBizDevなど)へのキャリアチェンジ事例も多数あります。実際、四半期ごとに「Will-Driven公募制度」と呼ばれる社内募集制度があり、自ら希望する領域への異動に手を挙げられる柔軟な文化が整っています。このようにリクルートでは一社にいながら多様な領域の課題解決経験を積み、ジェネラリストとしての総合力を磨ける点が他社にはない魅力です。▼ PdMの一日(業務スケジュール例)リクルートで働くPdMの業務イメージを時間割で示すと、以下のようになります:9:30 – 当日KPIのデイリーレビュー(データアナリストと確認)10:00 – プロダクトバックログのグルーミング(エンジニアリングMgr・デザイナーと協議)11:00 – ユーザー定性インタビューの結果共有(UXリサーチャーと分析)13:00 – ステークホルダー合意形成・ロードマップ更新(事業オーナーと調整)15:00 – 新機能のABテスト設計(データ分析担当・QAと検討)17:00 – OKR進捗の部長報告&リスク洗い出し(GMやCxOとミーティング)もちろん日によって業務内容は変動しますが、データ分析・ユーザーリサーチ・各部署調整・経営報告など多岐にわたる予定を自律的にこなしつつ、常にプロダクトの価値最大化を図っていく姿が伺えます。採用動向・PM求人:中途採用の状況と求められるスキルリクルートのPM募集状況と背景リクルートではプロダクトマネージャーの中途求人が常時10~15ポジション程度オープンしており(2025年5月時点)、積極的に即戦力人材を採用しています。近年は特に**「Simplify Hiring」戦略の推進に伴うデジタル投資拡大の一環でPdM増員のニーズが高まっており、新規サービス立ち上げやプロダクト高度化に対応できる人材を広く募集しています。実際に入社している中途PdMの出身業界を見ると、「SIer(システムインテグレーター)」「ITコンサル」「Web/SaaS系ベンチャー」出身者で約6割**を占めます。このことから、必ずしもプロダクトマネージャー職の経験者に限定せず、他業種・他職種で培ったスキルを持つ人材を積極登用している様子がうかがえます。実際、リクルートの採用面接官も「PdMには色々な経歴の人がいて、新卒と中途の比率も半々くらい。活躍している人に共通する特徴は3つある」と述べており、年齢や前職にとらわれずポテンシャル重視で採用していることが分かります。中途採用の募集ポジションとしては、各事業ドメイン(例:SUUMOなど住宅領域、ホットペッパーなどライフスタイル領域、あるいは新規SaaS領域など)のプロダクトマネージャーが中心です。ポジションによって担当サービスやミッションは異なりますが、いずれも前述したようなユーザー目線と事業目線のバランス感覚、データドリブンな課題分析力、ステークホルダーを巻き込む推進力が求められます。加えてリクルートでは**「確動性(かくどうせい)が高い人」──すなわち「自分で考え、高い品質でやるべきことを期限通りにやり抜く力」を重視する文化があります。これは社内用語で、簡単に言えば主体性と実行力を表す評価軸です。さらに「プロダクトや事業への情熱を持ち、細部まで最後までこだわれること」「自ら学び成長し続ける意欲(ラーニングアジリティ)」も重要な素養とされています。まとめると、「確動性 × ユーザー志向 × 学習アジリティ」**を兼ね備え、事業・顧客・プロダクトを自分事として最後までやり抜ける人がリクルートのPdMにフィットする人物像です。なお専門スキル面では、「プロダクトマネジメントに必要なハードスキルは担当サービスの内容や時期によって様々」で一概に限定されないものの、論理的思考力(ロジカルシンキング)は共通して重宝されると現場部長も語っています。大量のデータや複雑な課題に対して構造的に捉え、最適解を導き続ける論理力はどの部署でも武器になるからです。他方で業界ドメインの知識は入社後に身につけられるため、たとえ異業種出身でもプロジェクトマネジメント等でしっかり実績を出してきた人なら十分に活躍できるとされています。実際、ITコンサルやSI出身者が転職後すぐ力を発揮する例も珍しくないとのこと。技術知識についても必須条件ではありませんが、SQLで自らデータ分析できたり、FigJamやStoryboardでUI/UX要件を整理できたりするとプラス評価になるようです。これはつまり、データ分析基盤やデザインツールを使って自走できる能力があると選考上でアピールになる、という意味合いです。▼ 合格者の事例:どんな人が内定しているか?実際にリクルートのPdM選考を突破した人の例として、以下の事例が参考になります:事例1:SIer出身・29歳男性 – 受託開発中心の環境で「ユーザーとの接点が持てない」ことに課題感を抱き、「サービスのUXからグロース(Growth & Learning)まで一気通貫で携わりたい」という動機で転職を決意。在職中、独学のSQL分析でユーザー行動を検証しプロダクト改善提案を行っていた経験が評価され、「確動性が高い人」として内定に至った。事例2:大手メーカー新規事業担当・35歳男性 – 自社で手掛けたIoTプロダクトが国内市場だけでは伸び悩んでいたことから、「より多様なドメインを横断して視座を上げたい」と転職を決意。未経験分野だったWebサービス開発において、わずか半年でPoC(実証実験)からMVPリリースまで完遂した実績が高い学習アジリティとして評価され、内定獲得に繋がった。これらを見ると、現職で直面した課題を自らの成長機会に変え、未知の領域でもスピード感を持って成果を出している点が内定要因となっています。「確動性」「学習意欲」といったキーワードが具体的なエピソードで示されており、リクルートが求める人物像にマッチしたことが分かります。年収・報酬レンジ:高水準の給与と評価制度リクルートの給与水準は一般的に高水準で知られており、最新の有価証券報告書によると全社平均年収は約1,119万円(平均年齢39.8歳)に達します。この数値は日本企業の平均と比べても圧倒的に高く、例えば2023年の国内平均年収(Doda調査)が約443万円であることを踏まえると、平均で2.5倍以上となります。特にプロダクトマネージャー職に限ると平均年収約1,159万円というデータもあり(Indeedの給与レポート、405件の平均)、リクルートのPdMは同社内でも高めの報酬レンジが期待できるポジションです。中途採用求人票に記載されている想定年収レンジは「約494万円~1,258万円+賞与年2回」となっています。幅広いレンジが設定されていますが、これはジュニアクラスからプリンシパルクラスまでポジションやグレードによって変動するためです。リクルートではグレード制に基づき基本給+グレード手当(35時間相当の固定残業代含む)という給与体系を採用しており、月給の一例は**基本給26.5万円+グレード手当7.7万円=約34.3万円(月給)**からスタートします。グレード手当分(35時間分)は残業の有無にかかわらず支給され、超過した場合は追加の手当が支払われます。賞与は年2回(6月・12月)支給で、**半期ごとに人事評価(査定)**が行われます。評価制度は半期毎(年2回)のサイクルで、各PdMの目標達成度(OKR=Objectives and Key Results)と行動評価の2軸で総合的に判断されます。成果(What)だけでなく行動姿勢(How)も重視する仕組みで、リクルートのバリューである「Follow Your Heart」や「WOW THE WORLD」に沿ったチャレンジが評価に反映されるようです。昇進・昇給の機会も年2回あり、実力次第で若手でも責任あるポジションと報酬を得るチャンスがあります。加えて福利厚生面では社員持株会制度退職金制度も完備されており、総合的な報酬パッケージは充実しています。例えば社員持株会では毎月の給与・賞与から一定額を拠出してリクルート株を取得でき、会社から奨励金も支給されます。また副業については後述する通り許可制で解禁されており、スキルや収入を多方面で高められる環境です。面接対策:選考フローと攻略ポイント選考フロー概要リクルートのPdM採用プロセスは、以下の手順で進みます:Webエントリー(応募) – 履歴書・職務経歴書等をオンライン提出書類選考 – 約1週間程度。書類合格者に面接日程の案内一次~最終面接(計3~4回) – 基本オンライン実施(平日9時~21時の間)。職種によっては面接間に**課題(ケーススタディやプレゼン課題等)**が課されることもありますリファレンスチェック(照会) – 必要に応じ実施。候補者の前職での実績や人柄について第三者へ確認内定 – オファー面談へ。応募から内定までは平均4~6週間程度(最短3週間)です基本的に面接はオンライン(Web会議)で行われ、土日祝の面接対応は原則ありません。複数部門のマネージャーや役員との面接を経て内定判断となります。リクルートでは面接回数が3~4回と比較的多く、その分じっくりと人物評価・相性確認が行われると考えておきましょう。面接の頻出テーマと質問例リクルートのPdM面接では、以下の5つのテーマが重視される傾向があります。それぞれどんな力を見極めているのか、その対策ポイントと併せて解説します。課題設定力 – 「なぜ?」を突き詰めて考え、問題の本質を捉える力があるか。過去のプロジェクトでKPI悪化の原因をどう特定し、仮説立案~検証したかを具体例で語れるよう準備しましょう。定量・定性分析力 – データにもユーザーの声にも基づいて事実ベースで語れるか。SQLを用いた分析やユーザーインタビューからの発見など、自らデータを掘り起こして意思決定したエピソードがあると説得力があります。ステークホルダー調整力(リーダーシップ) – 部門横断の関係者を巻き込み、合意形成してプロジェクトを前に進めた経験があるか。大人数の利害を調整したプロセス(例えば社内の営業部や開発部と調整しリリースにこぎつけた話など)を説明できると良いでしょう。学習アジリティ – 未経験の分野にも素早くキャッチアップし成果を出せるか。新しい技術や領域を短期間でマスターした経験、それによって問題解決につなげた例を用意します。カルチャーフィット – リクルートの掲げる「Follow Your Heart」というミッションや価値観に共感し、自分の言葉で語れるか。転職理由を単なる待遇条件ではなく、「なぜリクルートで成し遂げたいのか」という**Will(意志)**の部分と結びつけて伝えることが重要です。また、ケーススタディ形式の質問も一部で出題されます。例えば**「月間予約数を25%引き上げるために取るべき最優先施策は?」**といったお題に対し、課題の分解→KGI/KPI設定→施策ロードマップ策定まで論理的に答えることが期待されています。正解は一つではありませんが、自分なりの仮説と数字根拠を示しながら筋道立てて提案することがポイントです。ポートフォリオ/成果資料の作成ガイドリクルートでは選考の中で**これまで携わったプロダクトの実績資料(ポートフォリオ)**提出を求められる場合があります。事前提出がなくとも、面接で具体的な成果を問われた際にすぐ提示できるよう準備しておくと良いでしょう。推奨されるポートフォリオ作成のポイントは以下の通りです:A4用紙3枚程度にまとめる(1プロジェクトにつき1枚が目安)。各プロジェクトの構成は**「背景 → 目標 → 施策 → 結果 → 学び」**の順に簡潔に記載。ストーリー立てて成果とそこから得た知見を書く。KPIや数値成果は割合(率)と絶対数をセットで記載(例:「CVR 1.5%→2.1%」+「週次申込 3,000件→4,200件」のように)。改善度合いが直感的に伝わる。画面キャプチャやプロトタイプも可能なら添付(Figmaのワイヤーフレーム画像、Looker Studioのダッシュボード図など)。自分が手掛けた施策の再現性を示し、具体的な取り組みイメージを持ってもらう狙いです。こうした資料を用意することで、面接官に自身の実績を効果的に訴求できるだけでなく、**「準備の段階で自分の経験を棚卸しし整理する」**という副次的なメリットもあります。STAR方式(Situation, Task, Action, Result)でエピソードを整理しつつ、伝え方の練習にもぜひ活用しましょう。福利厚生・働く環境:柔軟なリモート勤務と成長支援制度リクルートはコロナ禍以降、「出社しないことを前提とした働き方」へと大きくシフトしており、社員の働く場所の柔軟性を高めています。本社オフィスは東京・丸の内のグラントウキョウサウスタワーですが、全社的に理由や回数を問わないリモートワーク制度を導入済みで、極端な話、在宅勤務が基本となっています。国内各地に提携サテライトオフィスも多数あり、自宅以外でも好きな場所で働けます。実際、社員の平均出社率は44%程度(週2日弱)と言われており、フルリモートに近い働き方が定着しています。そのため転居を伴う転勤も原則なく、地方在住であっても必要に応じて出社できれば勤務可能です。勤務形態スーパーフレックスタイム制(コアタイムなし)で、標準労働時間帯は9:00~18:00ですが始業・終業は各自の裁量に委ねられています。1日の標準労働時間は8時間、休憩60分。例えば育児や通院のため午前中は自宅で作業し、午後に出社するといった調整も自由です。年間休日は140日と多めで、内訳は完全週休2日制(土日)+祝日+年末年始など会社指定日です。有給休暇も初年度から付与され(入社時に付与。うち5日は法定の計画消化日あり)、その他ストック休暇(未消化有給の積立)、産前産後休業・育児休業介護休暇慶弔休暇看護休暇裁判員休暇などライフイベントを支える制度が一通り揃っています。特に育児支援策は手厚く、男性社員の育休取得も推奨・実績豊富です。また有給休暇とは別に**リフレッシュ休暇(STEP休暇)**も設けられており、長期勤続後に連続休暇を取得してリフレッシュする社員も多いようです。福利厚生として特筆すべきは、副業(複業)の解禁従業員持株会でしょう。リクルートでは一定の申請・承認のもとで副業が原則可能となっており、社外のスタートアップ支援や個人プロジェクトに関わる社員もいます。社内には起業家精神を尊重する風土があり、むしろ**「社内起業制度(Ring)」**など社員の新規事業提案も奨励しています。実績として「Airレジ」「スタディサプリ」などは社内提案から生まれたサービスです。こうした環境下、副業OKは社員の視野を広げスキルアップにもつながるメリットがあります。従業員持株会制度では、毎月の給与や賞与から希望額を拠出しリクルートホールディングス株を市場価格の5%割引で購入できます(奨励金として会社が一部負担)。長期的な資産形成を会社が後押ししてくれる制度であり、リクルートの成長を自分ごととして捉える仕組みにもなっています。その他、社内公募制度やメンター制度、オンライン学習サービスの利用補助など成長支援策も豊富です。特にPdMは社内横断でノウハウ共有する文化があるため、勉強会(社内イベント「プロダクトカンファレンス」等)に参加し最新トレンドをキャッチアップする機会にも恵まれています。総じてリクルートの働く環境は**「自由度が高く、自律的に成長できる場」**と言えます。大企業でありながらベンチャーマインドも色濃く残り、若手でも手を挙げれば大きな仕事を任せてもらえる風土があります。「自ら機会を創り出し、自らを変革せよ」という創業者の言葉が社是として受け継がれており、PdMも裁量大きくチャレンジできるでしょう。FAQ(よくある質問と回答)Q1. 未経験からでもPdM応募は可能ですか?A1. 可能です。リクルートでは第二新卒や異業種出身者も歓迎しており、実際20代~30代でコンサル・SIer等から転身する社員も多くいます。スキルよりも意欲やポテンシャルを重視する採用方針で、選考でも「確動性」「Will(内発的動機)」といった要素が重視されます。ただし最低限、前職で何らかの形でプロジェクト推進やデータ分析に関わった経験があると望ましいでしょう。Q2. 選考期間はどのくらいかかりますか?A2. 平均4~6週間程度です。書類提出から内定までおよそ1か月前後が目安で、早ければ3週間程で決まるケースもあります。応募数や日程調整状況によりますが、面接は3~4回実施されるため通常は数週間単位のスケジュールを想定してください。Q3. 面接はオンラインで受けられますか?A3. はい、原則オンラインです。リクルートは基本Web面接(平日9~21時の間)で選考を行っています。自宅や職場から参加可能で、土日・祝日の面接は対応していません。最終面接のみ対面実施となる場合もありますが、その際も東京本社へ来られない事情がある場合は相談可能です。Q4. 副業はできますか?A4. 可能です(許可制)。就業規則上、副業・兼業は会社へ申請し承認を得れば基本OKというスタンスです。実際に社外でスタートアップを経営したり、個人で専門ブログを運営している社員もいます。もっとも本業(リクルートでの職務)に支障が出ないことが前提なので、労働時間の配分など自己管理は求められます。Q5. 平均残業時間はどのくらいですか?A5. 月20時間前後と公表されています。有価証券報告書の開示値によれば全社平均で約20時間程度で、大手企業としては比較的働きやすい水準です。フレックスやリモートを活用して効率的に働く社員が多く、深夜残業や休日出勤は稀なようです。Q6. 勤務地や転勤の可能性は?A6. 勤務地は東京本社(丸の内)が基本です。ただしリモートワーク前提のため、日本全国どこからでも勤務可能です。転勤(勤務地の強制異動)については、リクルートでは従来のような全国転勤の制度はなく、本人の希望しない一方的な転勤は原則ありません。将来的に別事業部へ異動する場合も「Will-Driven」の社内公募制度で自ら応募するケースが中心です。Q7. 評価制度・昇進の仕組みは?A7. 半期ごとの人事評価で昇給・昇格を決定します。各自が設定したOKR(Objectives and Key Results)の達成度合いと、行動指針に沿った働き方(バリュー体現度)を上司が評価し、面談フィードバックがあります。評価結果はグレード昇格や賞与額に反映されます。若手でも高い成果を出せばスピーディーに昇進でき、PdM→リードPdM→プリンシパルといった専門職キャリアや、グループマネージャー→事業オーナーといったマネジメント職への道も開かれています。参考文献・データソース会社概要/売上・従業員数 (リクルートホールディングス)有価証券報告書(平均年収) (リクルートホールディングス - Recruit Holdings)Indeed 給与レポート (Indeed)Mid-Career 福利厚生/働き方 ((c) Recruit Co., Ltd., (c) Recruit Co., Ltd.)新卒・中途 FAQ/面接案内 (就職活動の「過程」が評価される新サービス:ABABA, (c) Recruit Co., Ltd.)Simplify Hiring 戦略資料 (リクルートホールディングス)プロダクトデザイン室公式 note (リクルート プロダクトデザイン室)
メルカリへのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年版】のサムネイル

プロダクトマネージャー転職

メルカリへのプロダクトマネージャー転職ガイド【2025年版】

この記事の監修者佐々木真PM Career事業責任者(Xアカウント @shin_sasaki19株式会社リクルートにて「スタディサプリ」の初期メンバーとして事業開発・プロダクトマネージャー業を担当し全国展開を達成後、SmartHRのグループ会社としてToB向けSaaS「SmartMeeting」を立ち上げ2021年3月に退任。その後PMオンラインスクール「PM School」、プロダクト開発人材の転職サイト「PM Career」の事業を運営中。プロダクト開発の知見・人材の流動性を高め、日本のプロダクト作りをぶち上げるべく尽力中。個人としてもX(Twitter)アカウントのフォロワーは3万人超え、YouTubeやPodcastでもプロダクト開発のコンテンツを発信する日本で最も有名なプロダクト開発者の1人。今すぐ転職をしたい人も、中長期的にしたい方も、PM Careerに無料会員登録をしておくことでキャリアに役立つ情報を定期的にキャッチアップすることが重要です。まだ登録されてない方はこちらからどうぞ。3分で完了します。PM Careerに無料会員登録するプロダクトマネージャー転職についての情報はこちらをご覧ください!プロダクトマネージャー転職完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】プロジェクトマネージャー 転職・完全ガイド|年収・面接対策・求人探しまで【2025年最新版】企業概要株式会社メルカリは2013年2月1日に山田進太郎氏が創業し(当初社名は株式会社コウゾウ)、同年7月にスマホ向けフリマアプリ「メルカリ」をリリースしました。グループのミッションは「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」で、上場市場は東証プライムです。日本国内向けのメルカリアプリは2025年現在、月間2,000万人以上が利用し、累計取引数は30億点超、年間GMV(流通総額)は約8,816億円に達しています。また、米国版メルカリもMAU約493万人、年間GMV約11億ドルで成長中です。決済サービスの「メルペイ」は利用者約1,394万人を抱え、さらにブロックチェーン事業(メルコイン)や新規事業にも積極的に乗り出しています。設立・上場:2013年2月1日設立、2018年6月に東証マザーズ上場(現在は東証プライム)。グループミッション“あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる”サービス:フリマアプリ「メルカリ」(日本最大級のC2Cマーケットプレイス)、スマホ決済「メルペイ」、ネットショップ構築サービス「メルカリShops」など。新規事業例:2023年に副業・スポットワーク市場向けサービス「メルカリ ハロ」を開始、2025年3月には格安SIM「メルカリモバイル」を開始など多角化を推進。従業員数:2024年6月時点で連結約2,080名(平均年齢36歳)。世界50カ国以上から約2,200人以上が参加し、多様性を重視しています。平均年収:約1,166万円(2024年6月期・連結)。プロダクトマネージャー職では求人情報上900万~1,500万円程度のレンジが目安となっています。メルカリのプロダクトと組織紹介関連記事:メルカリのプロダクトマネージャー採用動向とプロダクトの全体像主力プロダクトメルカリグループの主軸はやはりC2Cフリマアプリ「メルカリ」です。加えて、スマホ決済サービスとして「メルペイ」が2019年に開始され、現在ではポイント還元・与信付きのQR決済として利用者を拡大中です。ネットショップ開設サービス「メルカリShops」では個人だけでなく小売店向けのECプラットフォームも展開しています。近年は新規事業にも注力しており、2023年4月には副業・ギグワーク市場向けの「メルカリ ハロ」を立ち上げ、「働く」をもっと気軽にする世界づくりを目指しています。さらに2025年には、通信サービス「メルカリモバイル(格安SIM)」の提供を開始しました。これらに加え、暗号資産事業(メルコイン)や2025年1月から始動した大阪大学との共同研究所「メルカリR4Dラボ」など、幅広い分野でサービス・研究を進めています。開発組織開発組織は主に事業・サービス単位で編成されており、各プロダクトや機能領域ごとにプロダクトマネージャー(PM)やエンジニア、デザイナー、QAなどからなるチームが存在します。例えば、メルカリ本体のマーケットプレイス部門、スマホ決済部門(メルペイ)、新規事業部門などに分かれ、それぞれPMが事業計画から要件定義、開発までをリードします。2025年には大阪大学との共同研究所も設立するなど、R&D組織の強化も進めています。PMの役割メルカリのPMは、プロダクト戦略の立案からロードマップ策定、仕様定義、開発推進、KPI管理まで幅広く担います。近年では新規事業立ち上げや外部パートナーとの連携業務が増加し、単なるUI/UX改良だけでなく、アライアンス戦略や新サービス企画もPMが推進する機会が増えています。公式ブログでも「PMの役割が変化し、従来のプロダクト開発中心から新規事業や提携に携わることが増えた」と紹介されています。また、技術的側面に特化する**テクニカルPM(TPM)**ポジションが導入されており、TPMは「How」を重視してエンジニアと密に連携する役割を担います。採用動向・PM求人情報メルカリでは中途採用においてプロダクト・ビジネス職を積極的に募集しています。特に中途(経験者)採用が多数派で、2023年度は新卒入社が約12%、中途入社が約88%と、中途比率が非常に高いです。最新の求人動向としては、例えばメルペイ部門でのプラットフォーム系PMメルカリ ハロのBtoB基盤担当PMなどが募集されています。これらのポジションでは、主に年収900~1,500万円のレンジで提示されており、プロダクトマネジメント経験(1年以上)やエンジニア・デザイナー等との協業経験が求められます。また、メルカリのミッション・バリューへの共感も必須要件とされており、FintechやBtoB SaaS、機械学習活用などの経験があると歓迎されます。採用プロセスは一般的なIT企業と同様ですが、応募者が非常に多いため書類選考の通過率は極めて低く、4~5%程度とされています。応募・書類選考を経て一次面接(PdM部門のマネージャーや人事担当)では職歴やKPI達成経験、技術・企画の知識、志望動機(「なぜメルカリか?」)が深掘りされます。場合によっては「重要なKPIを伸ばす施策」のようなケース面談が行われることもあります。最終面接では部門責任者(PdM部門のHead/VP)と人事が面接官となり、より難しい意思決定経験や失敗経験からの学びなど深掘りした質問が多く飛びます。文化適合性も重視され、「Go Bold」「All for One」などメルカリのバリューに即した行動ができそうかが見られます。内定後のオファーレターには年収レンジ、職級、ストックオプションの有無などが明記され、正式オファーとなります。応募から内定までは一般に1~2ヶ月程度です。年収情報メルカリ全体の2024年6月期連結平均年収は約1,166万円(平均年齢36歳)で、技術系職の平均はこれを上回る傾向にあります。プロダクトマネージャー職に関しては、求人情報上で提示される予定年収が概ね900万~1,500万円程度です。なお、中途採用では年俸制が基本で、賞与やストックオプションについてはオファー時に明示されるケースが多いです。実際に最終面接後のオファーでは年収レンジや職位、ストックオプションの付与有無が提示されます。また、昇給改定は年2回行われます。関連記事:メルカリ・プロダクトマネージャー職の年収・報酬体系【2025年版】面接対策メルカリの選考では、上記のように形式的には書類選考→一次面接→最終面接→内定の流れですが、候補者によってはカジュアル面談(現場のPdMと気軽に話す場)やケース面接が挟まれる場合もあります。一般的な流れは以下の通りです:応募・書類選考・適性検査 – 公式採用サイトやエージェント経由で応募し、場合によりWeb適性検査を受験します。社内制度で応募前に社員と話せるカジュアル面談を行うことも可能です。一次面接 – PdM部門のマネージャーや人事が面接官です。経歴・実績やプロダクト開発経験を深掘りし、志望動機や「なぜメルカリか?」を確認します。事例問題(例:「メルカリのある重要KPIを伸ばすには?」)でデータ思考や仮説立案力を試されることもあります。最終面接 – 部門責任者(Head/VP)や人事責任者が登場します。プロダクト戦略上の難しい意思決定や失敗経験とその学びなどを深堀りされます。メルカリのコアバリューへの共感・文化適合(例:挑戦から学ぶ「Go Bold」のマインド)が評価ポイントになります。内定・オファー提示 – 年収レンジ、職位、ストックオプション等の条件が提示され、合意すれば入社となります。面接でよく問われる質問例としては、「なぜメルカリか?」(志望動機)や**「重要なKPIをどう伸ばすか?」**(プロダクト戦略の思考力)があります。また、失敗経験とそのリカバリー方法について聞かれることも多く、失敗からの学びを具体的に語ることでメルカリの「Go Bold」文化への理解を示せます。その他「PMとしての強み」や「技術トレンドをどう活かすか」など、幅広く経験と考えを問われます。いずれも具体的なエピソードを交えて論理的に回答し、メルカリのカルチャーやビジネス理解を示すことが重要です。福利厚生と制度メルカリは働きやすさにも力を入れています。働き方は原則フルフレックス制で、全社的にコアタイム(推奨コラボ時間)は10:00~16:00とされています。基本は週2日以上の出社(本社:六本木ヒルズ)ですが、リモートワークも広く認められており、週2日程度の在宅勤務が可能です。オフィスは完全禁煙で、フリーアドレス制を採用。集中作業用の「Focus Zone」スペースも設けられています。勤務時間・休暇は年休10日(初年度付与、取得率85%)があり、さらにリラックス休暇として年間3日(時期を問わず自由取得可)、シックリーブ(家族の看護含む病気休暇)として年間10日が付与されます。そのほか産前産後休暇・育児休業・介護休業制度が整っており、男女とも取得実績があります。年間休日数は約125日で、完全週休2日制(シフト制)です。福利厚生では、通勤交通費全額支給(上限月15万円)、各種社会保険完備のほか、関東ITソフトウェア健康保険組合に加入しており保養施設割引や慶弔支援などが受けられます。学習・育成支援としては、セミナー受講費用や書籍購入費用の補助があり、語学学習支援(チャットランチ、翻訳サポートなど)も充実しています。副業:業務に支障がない範囲で原則認められています。社内交流:クラブ活動費補助やチームビルディング費用補助などで交流を促進しています。ツール・機器:ノートPC(Mac/Windows)貸与。コミュニケーションツールはSlack、Google Workspace、Confluence、GitHub、社内AI「Ellie」などを活用しています。ライフサポート:産休・育休取得支援、妊活サポート、病児保育費補助、結婚・出産祝い金など、ライフイベントに応じた多彩な制度があります。FAQ(よくある質問)副業は可能ですか?メルカリでは原則として副業が認められており、就業規則の範囲内であれば申請が可能です。海外でのリモートワークはできますか?現状は日本国内勤務が基本で、海外からのリモートは認められていません。ただし、今後制度化を検討中とされています。面接はオンラインのみですか?通常は全てオンライン面接で進められますが、必要に応じて対面での面接にも応じています。出社必須の時間帯はありますか?コアタイムとして「10:00~16:00」の時間帯が推奨されています。それ以外はフルフレックスで勤務可能です。席は固定ですか?オフィスはフリーアドレス制で、好きな席を利用できます。社内には集中作業用の「Focus Zone」も用意されています。通勤手当は支給されますか?はい、通勤交通費は全額支給です(上限は月15万円)。福利厚生には何がありますか?言語学習や資格取得支援、技術書購入補助など成長支援が充実しています。また、健康診断や予防接種補助、結婚・出産祝い金、慶弔見舞金など多様な福利厚生制度があります。参考情報メルカリ公式 IRMercari Product Management JobsMercari Careers「Jobs」メルカン
受託開発・SIer出身者がPMになるキャリアの歩み方丨【ウェビナー録画】のサムネイル

会員限定記事

受託開発・SIer出身者がPMになるキャリアの歩み方丨【ウェビナー録画】

■ イベント概要受託開発やSIer(システムインテグレーター)出身でプロダクトマネージャー(PM)へのキャリア転換を考えている方に向けたウェビナーです。PMとして成功するためのスキルや知識、そして具体的なキャリアパスを詳しく解説します。本ウェビナーでは、PMとしての経験を豊富に持つ専門家が、プロダクト開発の現場で求められるスキルやマインドセット、実際にPMに転向した際の経験談などを共有します。受託開発やSIerの仕事とPMの役割の違いを明確にし、転職やキャリアチェンジを成功させるための戦略を学ぶことができます。また、PMとしてのキャリアを築く上での具体的なステップや、日々の業務で役立つ実践的なアドバイスも提供します。
DX・ITコンサルタントの市場価値の高め方のサムネイル

会員限定記事

DX・ITコンサルタントの市場価値の高め方

DX時代のキャリア戦略、見直してみませんか?本ホワイトペーパー『DX・ITコンサルタントの市場価値の高め方』では、プロダクトマネージャー(PM)とDX/ITコンサルのキャリアを横断しながら、市場価値を高めるためのスキル、転職成功の秘訣、実例までを解説。「PMからコンサルへ」「コンサルからPMへ」、どちらの道も現実的な選択肢であり、今こそキャリアの可能性を広げる絶好のタイミングです。このホワイトペーパーで得られるメリット:DX/ITコンサルとPMのスキル共通点と転職可能性がわかる市場価値を高めるための具体的な学習・経験戦略がわかる実際のキャリアチェンジ成功事例から行動のヒントが得られる
転職活動で評価されるプロジェクトマネージャーの市場価値の高め方丨PM Career会員限定コンテンツのサムネイル

会員限定記事

転職活動で評価されるプロジェクトマネージャーの市場価値の高め方丨PM Career会員限定コンテンツ

あなたの「市場価値」、きちんと把握していますか?本ホワイトペーパーでは、プロジェクトマネージャーとしてキャリアアップを目指す方に向けて、「市場価値とは何か?」から「具体的にどう高めるか?」までを体系的に解説。PM職の需要動向、求められるスキルセット、キャリア成功事例、そして転職市場での強みの伝え方まで、今すぐ実践できるノウハウが詰まっています。✅ 得られる3つのメリット自分の市場価値を客観的に理解できる PMとしてのスキル・経験がどの程度評価されるかを可視化し、現状の立ち位置を把握できます。市場価値を高めるための具体アクションがわかる スキル強化、実績の積み方、キャリアの見直し方など、今すぐ実践できるステップを解説。キャリアアップや転職成功に向けた戦略が立てられる 需要の高いPM像や成功事例をもとに、自分に合った成長戦略とキャリア選択のヒントが得られます。
SIerのPMが見落としがちな市場価値の落とし穴のサムネイル

会員限定記事

SIerのPMが見落としがちな市場価値の落とし穴

「SIerのPMが見落としがちな“市場価値”の落とし穴」では、受託開発で経験を積んだPMが転職市場で陥りがちなギャップを4つの視点から解説。プロダクト志向・専門性・ユーザー視点・スキルアップデート…どれかに不安を感じたら必読です。自身のキャリアを見直すヒントが詰まった1冊。今すぐダウンロードして、市場価値の現在地を確認してみませんか?SIer出身PMが転職市場で見落としがちな「評価されない経験」の正体がわかる事業会社で求められるスキル・思考とのギャップを客観的に把握できる自身の市場価値を高めるための具体的なステップとキャリア戦略が学べる